ダニーデンの中心であるオクタゴン。イギリスを含め、キリスト教が多い街で多かったとされる教会を街の中心に配置し、放射状に街を形成するダニーデン。例に漏れずセントポール大聖堂も街の中心に位置しています。

 

セントポール大聖堂は正面がオクタゴンに面し、奥に行くに従って坂を登る傾斜地に建っており、正面から見上げると実際に高いもののそれ以上に高い建築物に見えます。

 

ANGLICANとあるようにイギリス国教である聖公会の教会。カテドラルはエリアを取りまとめる司教がいる教会でカテドラル(大聖堂)には司教座があるため大聖堂と日本では呼ばれています。

 

階段を上っていくと圧倒されるような石造りでまさに迫ってくるようにも感じられます。

 

建築は1863年に完成し、1919年に一度改修されています。ダニーデン市としても歴史上の建物として指定しています。

 

セントポールズ大聖堂の入り口からはオタゴ半島と海を望むことが出来ます、いい場所に建てたと思う瞬間。

 

残念ながら?なにかイベント等のあるタイミングではありませんでしたが教会内をゆっくりと見るには好都合。
カテドラルショップがあるのはこれを書いていて気づきました。

 

教会関係者がここまで紹介されているのは初めて目にします。

 

教会へ行く理由は「歴史」、「ステンドグラス」特にステンドグラスは建築物以上になに一つ同じものがないもの。見ていて飽きることがありません。

 

方角によって光の入り方が異なり、ステンドグラスの光り方もそれぞれ違いが見られます。

 

司教が使う説教台も見事な石造りで精巧な彫刻がされています。

 

天井から光がさすような作りになっていますが、祭壇のみに光が当たるように作られているのが見事。

 

パイプオルガンはどこから入るのだろうというタイトな作り。

 

司教座。カテドラルたる所以です。

 

信者席にあったレリーフ。亡くなった人を想って彫られています。

 

それぞれに雰囲気があります。

 

さて、ダニーデンの街を後にしましょう。