ニュージーランドへ行った際にはどうしても見たかったものがペンギン。ペンギンだけのためと言ってもいいほどの今回の移動です。
経由便としての海外での移動はありましたが、今回は経由等の理由ではなく国内移動のための国内線利用という初めてのケースでジェットスターを利用しました。
日本でもLCCは定着してきましたが、広い国土を持つ国では飛行機の移動が多くなりますがバスのように飛行機を使うことが多くジェットスターもLCCの一つです。

オークランド空港へはSKYBUSを利用。オンラインでクレジットカードで購入し、メールで来たバーコードを運転手にスキャンしてもらうことで乗ることが出来るのはすごく楽。

 

チェックイン後にもらえる搭乗券が日本と異なるところ。
出発時刻が書いてなく、ゲートまで到着する必要のある時刻のみ書いてあります。
このJQ285は13:55発の便ですが、30分前である13:25までにゲートに来るように記載があります。

スポットアウトする(飛行機の扉が閉まって動き出すタイミング)時間を搭乗券に書いてあることがほとんどですが、今回のジェットスターのように搭乗開始時刻を記載したほうが買い物して遅れる乗客が少なくなるのではないかと一つ考えさせる表記です。

 

日本ではあまりない給水機。台湾や中国(まだ行ったことありませんが)のお茶を飲む文化圏だと茶葉を水筒にいれてお湯を足す人が多いため、給湯器が空港などの公共エリアに設置されており、持ち歩いた水筒に水やお湯を入れ、列車や飛行機に乗ることがあります。
オークランドで見つけたものは水だけでしたが、空のペットボトルを持って保安検査を通り、給水機で水を補給することが出来るのが非常に便利です。

 

今回のSHIPはA320。雨で濡れていますがシルバーの機体はカッコよく見えます。
青い空と海がバックだったらもっと綺麗だったことでしょう。

 

自動販売機でお菓子やカップラーメンがこの形式で売られていることは良く見ましたが、ボトル形式のドリンクがこの形式で売られているのは初めて。一番落下時の衝撃で泡立ちそうなコカコーラが一番上にあるのは理解に苦しみますが。。。

 

自動販売機の上部にドリンクごとのカロリー(KJ)で記載があるのが健康を気遣う人にとってはありがたいところです。

 

さて、搭乗が開始されたのでボーディングブリッジを渡って乗り込むことにしましょう。そんな中で奥にJetstarの表示を見つけることができました。

 

16列目から30列目(ジェットスターのA320は30列180人乗り)は矢印が右側に出ています。
戻れということなのか。。。ちょっと理解に苦しむ表示ですが流れはみなさんそのままドアまで向かっているため流れに乗りましょう。

 

割と始めのほうに並ぶことができたためまだ機内は空いています。

 

全部で30列ということはLCCでよくある結構詰め込み方式、そこそこ狭いですが見慣れた間隔です。シートは革張りで座った感覚も上々。

 

全部銀色のジェットスターですがスケールモデルにした際にはなかなか色を合わせるのが難しいところ。単なるおもちゃにしか見えない場合もありどこまで色を合わせるかが勝負どころです。

 

隣はボンバルディアQ300、やかましいけれど面白い機体です。

 

滑走路への移動中に出会ったエミレーツのA380、一度乗ってみたいものです。

 

隣の国であるカンタス航空のB737、ニュージーランド国内で飛んでいるジェットスターはカンタス航空とのつながりもあり、カンタス航空のマイルを貯めることも出来ます。

 

後ろはニュージーランド航空のボンバルディアQ300、日本で見るボンバルディアはほぼQ400ですが、ニュージーランドでQ400を見ることはありませんでした。

 

チャーターやプライベートジェットなど小さな飛行機がわんさか、結構需要があるのでしょう。

 

機内は満席、いろいろな声も聞こえつつやかましくないところがニュージーランドらしい雰囲気もあります。

 

離陸後ほどなく南島が見えてきます。

 

間も無くダニーデンへの着陸です、北島とはまた雰囲気の違う緑がターンする翼下に見ることが出来ます。

 

見えるのが畑ではなく、牧草地というのが日本ではなかなか見ることができない景色、雲から透ける光もまた綺麗です。

 

滑走路脇に草をはむ牛たちを見ることが出来る空港なんてそうそうないのではないでしょうか。

 

降機が始まり窓を見るとタラップがつけられ、機体の後ろから降りています。

 

後ろから飛行機を降りることになろうとは。こんな初体験をするとは思いませんでした。

 

手すりを掴んで降りるように説明があります。

 

尾翼をここまで至近距離で見ることが出来るとは思いもしませんでした。
小さく機体側に見えるのがトリムを動かした時の角度。近くで見ないと見つけることはできません。

 

階段の上り下りはあるものの、機体を普段見ることはできない角度から見ることが出来る貴重なタイミングです。

 

ありがとう、ジェットスターA320(VH-VGD)。
左舷側から乗客が乗降し、右舷側から荷物の積み下ろし、最大限に効率化されたLCCもさすがだと思えます。

 

オークランドで見た表示の正体が判明。ボーディングブリッジの基部に階段があり、16列目から30列目の乗客は機体の後ろ側から乗降することになるのでした。

 

この階段を荷物持って上がるのもちょっと辛そう。そもそもジェットスターの機内持ち込みは7kgなので重いはずもありません。

 

welcome to dunedin!と囁かれているよう。ダニーデンにはこのペンギンのためにはるばるとやってきたのでした。

 

日本での製造はやめてしまったいすゞ自動車の乗用車を見ることができました。他のSUVよりはるかにかっこいい車なので日本でも見ることが出来る日がくるか。

空港を出て市街へと向かいます。