仙台ベースのアイベックスエアライン(前フェアリンク)が現在運行するCRJ-700はフェアリンクが開設し、CRJ-100で運行開始されました。カラーも機体もシルエットも非常にかっこよく憧れの飛行機でしたがなかなか飛行機に乗る用事もなく現在まで来ましたが、ANAの旅割を見ていたところ比較的安価で乗ることができることが判明。
色々と駆使して予約をして成田から飛ぶルートで仙台へ入ることに。

 

ブルーインパルスが本拠地とする松島基地(RJST)が近い仙台空港。空域も隣り合っておりなにかと縁が深い場所ということもあり、仙台空港のターミナル内にはブルーインパルスのグッズも豊富に揃えられています。
ストラップやボールペンなど割とかわいいグッズが多く見られます。

 

走るブルーインパルスがあるのもちょっと食指が湧いてしまいます。

 

ブルーインパルス絆創膏やフチ子さんの女性自衛艦バージョンで航空自衛隊と陸上自衛隊の2種類が並んでいます。どうせならドルフィンキーパーバージョンがあったら嬉しいと感じます。
どうしても飛行機パイロットに目が行きがちですが、航空自衛隊が各国の空軍と異なるところは飛行機はパイロットが責任者である各国と比較し、航空自衛隊の飛行機は機付長(整備員)が責任者であること。
ブルーインパルスの整備員であるドルフィンキーパーはもっと一般的にフォーカスが当たっても良さそうにも思えます。

 

実は成田からの到着時にグランドスタッフさんに乗り継ぎのためにおいでおいでされてしまったためにそのまま制限エリアに入ってしまったため、ターミナル内でランチと思っていたものができず、弁当を頂くことになりました。
陣中でランチをしようと思っていたため、弁当もやっぱり陣中の牛タン弁当を頂きましょう。
この牛タン弁当の嬉しいところはターミナル内の陣中で調理されており、しおとみその2種類の牛タンを食べることができます。

 

厚めに切られ、冷めても美味しいように切れ込みが入っているのが一工夫されています。そして店舗で出されるものとそう変わらないものが食べられるのは他の弁当と異なるところです。
味付けも仙台の牛タン!と思えるしっかりとしつつクドクない味付けで仙台に行って食べる価値がある牛タンです。
仙台の牛タンを食べつけるとどうしても焼肉屋の牛タンが寂しく感じてしまいます。

 

今回乗るship。ここまで小さいとshipと言うには違和感がありますが沖止めだと思っていたもののボーディングブリッジに付けられるのもびっくりするところです。
とはいえ、ブリッジの先にさらに橋を渡して落ちることがないように工夫がされています。

 

今回はアイベックスエアラインズ運行のためFW037が正式なフライトナンバー。
本来、運行するエアラインの表示が上なのが正しいのではないだろうかなどと思いますが。。。
なかなか見ることができないパタパタな表示板が見ることができるのももう長くないことでしょう。

 

気仙沼産の牡蠣を使ったオイスターソースも気になります。
味が異なりますが中国が発祥のオイスターソースとも違い、日本で作られるオイスターソースは甘さが少ないため炒め物などに使いやすく重宝します。

 

今回はANAラウンジは入れる便ではなく、眺めるだけにしましょう。

 

アイベックスエアラインズのCRJ-700NGは革張りのシートです。ビジネスジェットをストレッチしたCRJだけあり、ビジネスジェットに乗っている気分にさえなります。

 

シートピッチも十分。なんとなく懐かしいような気分になるシートバックです。

 

機体自体が細いため、窓際の席では立つ時に頭をぶつけないように注意。

 

アイベックスエアラインズは現在JDL(日本デジタル総研)という会計ソフトを作る会社にて運営されています。都内でたまにアイベックスカラーのJDLの広告を見ることがあります。
マスコットであるアイベックス、ヨーロッパに住む動物なのだとか。

 

初めてなのでつい撮ってしまいましたがこの機体のシルエットがすごく好き。

 

なんと窓際のシートは壁にも固定されており、壁との隙間が半端になく落ち着けるのが良いところです。
誰ですか、スパナを持って来ようとしているの。。。

 

間も無く離陸のサイン、RWY27から蔵王山を見て離陸をします。

 

と思ったら少し待機して着陸機を待ちます。
見えたのが同じくアイベックスエアラインズのCRJ700。仙台空港が本拠地とはいえ羽田空港のような大空港でもないのに同じエアラインの機体が見ることができるとは嬉しいものです。

 

離陸するためエンジンの推力を上げていきますがその際のエンジン音がキーンといった金属音ではなく、ヒューンというファンの音が聞こえ、経験がない音を聞くことができました。

 

離陸後、阿武隈川を見ながら蔵王山を飛び越すように上昇を続けます。
フライトクルーからアナウンスがありましたが、その際に客室乗務員を紹介しますがANAは「チーフパーサー」、IBEXは「客室責任者」と名乗る違いに他も見てみたい思いができました。

 

水平飛行へ移り雲海の上を飛び、一息。空の上から地上が見えるのも綺麗ですが雲の表情の違いを見ながら飛んでいるのもまた好きな光景です。

 

アイベックスのマスコットがかわいいカップでコーヒーを頂きましょう。
暑い飲み物でも手が熱くなりにくいカップでフルカラーの印刷がされ、なかなか金がかかっていると思えるカップです、これって地味ながらも顧客に印象付けるポイントだと思います。

 

あいにくながら到着時の広島は雨模様。

 

ショートファイナルで見える山の色が素敵、もう少し早かったら花が咲く山々を見ることが出来たのでしょうか。
また、ギアダウンを知らせるアナウンスが入ったのも印象的。

 

大きな建物が目に入ります。流通の拠点のような施設。

 

ターミナルへ到着する前にちらっと見えたエアチャイナ(CA)

 

座席にかけられているカバーにもCRJ700 NextGenが表記されているのがヒコーキ愛だなと感じるポイントです。
そんな素敵なフライトを終えて広島空港へ降り立ちます。