今回の旅では昨年の訪台時に参加した台湾珈琲展で見つけた、コーヒー豆を非常に綺麗な焼き方をするロースターであるOKLAO Coffee Farmsに伺うのも一つの目標でした。

OKLAO Coffee Farmsは台湾で全部で13店ある中で台北には5店舗あり今回は台北の店舗へ伺うことに。
なにかひっそりと感じる店舗、あまりに目立たずに見つける際に少し苦労してしまいました。

 

メニューを見るとシンプルながらコーヒー、エスプレッソ、ラテが飲めるよう。入ると2つほどあるテーブルでは近所らしき方々が話しに花を咲かせています。喫茶店のようなものではなく、コーヒー豆を売るそばで入れたコーヒーを提供している雰囲気。そんな飾らない雰囲気もなかなか好きではありますが、人が集まる場所というのはそれ相応のものを感じます。

 

奥に見つけたのはコーヒーシュガーとフレーバーシロップ。日本とあまり変わる雰囲気はありませんがシロップはあまり見たことのないタイプ。気にはなったものの重量があったためパス。

 

コーヒー器具は日本製品が一歩先を行っているようです。日本製のカリタのウェーブドリッパーやハリオのV60が占める割合は多いように感じられます。これまではイタリア、フランス、アメリカで作られた器具が多く、そんな世界中でシェアもあるドリッパーを日本で安く使えることは大きなメリットです。プアオーバー(ドリップ)は日本の技術として誇っても良いものです。

 

コーヒー豆は1/2poundsで300NTDから400NTDがほとんど。どうしても日本の価格からは1.5倍程度の値段と感じてしまいますがコーヒー豆の焙煎レベルは高く、美味しいコーヒーを飲めるお店が多くあります。アジアの中では注目株である台湾。これからも楽しみです。

珈琲の旅を続けましょう。