台北から羽田のLCCは2つのエアラインがあり、一つがタイガーエア台湾、もう一つが今回搭乗するピーチ・アビエーションです。ピーチ・アビエーションは21時前、タイガーエア台湾は0時前後とどちらも悩ましい時間の選択、ただ最近はピーチ・アビエーションの方が安いことがほとんどでピーチ・アビエーションに乗ることが多くなっています。

 

今回乗るMM860は仙台から飛んでくるMM775の到着遅れで出発も遅れることになりました。到着から出発までは約40分。乗客が降り乗りする時間をそれぞれ20分と見積もっても掃除などを20分で済ませてしまうのもすごいところ。新幹線の掃除も話題にあがりますが飛行機の掃除ももっと注目されても良さそうです。

 

関西空港が地場のピーチ・アビエーションなだけあり、大阪エキスポを祝ってのロゴ入りはらしいところがあります。

 

入り口の掲げられている掲示には液体物はオーバーヘッドビンに入れないようにとの注意が。気圧の関係でどうしてもボトルや瓶に圧力がかかり(機内の気圧が低いために膨張する格好となる)漏れてくる被害が断たないようです。

 

ピーチ・アビエーションのターンアラウンドの短縮として掃除のしやすいように革張り(蒸れるので好きではありませんが)、そして肘掛をあげてあることでAB、EF席への座りやすさがあります。出たり入ったりする際にこの肘掛が邪魔にならないだけで圧倒的に席につきやすくなります。
他のエアラインに乗るときにも個人的に肘掛をあげて乗り降りすることが多くなりました。

 

隣には統合するバニラエアが。向こうは同じA320でもシャークレットを装備しています。

 

整備中のANAのB787も。桃園国際空港ではANA機の整備も委託されているために整備中の機体を見ることも多くあります。

 

日本カーゴのB747-8、エンジンにB787と同じような波波があることで区別がしやすくなっています。

 

帰りは特段揺れもなく、2時前に羽田に到着。池袋行きの最終リムジンバスに乗ることができました。
時間に気が気ではなく、降機してから入国審査までの間にオンラインで購入することで待ちと座席を確保してしまいます。

 

リムジンバスは深夜も便利ですが、荷物の心配がいらないこと、電源があること、W-Fiもあることで非常にありがたい装備が整っているのがポイント。
深夜割増があるとはいえ、空港ターミナルで寝る必要もなく早朝便に乗れるのは大きなメリットです。
早朝LCCの旅は体力が必要とはいえちょっとした工夫で旅へ出られるのは今後も続いて行くことでしょう。

台湾の旅はおしまい、次はどんな旅が待っていることでしょう。