横須賀美術館とともに開店した「AQUAMARE(アクアマーレ)」。南青山にあるアクアパッツァの日高シェフが地元の野菜や魚介などの食材を使った料理を提供することを狙ったイタリアンです。
東京湾を行き交う船を見ながら食事をすることができる贅沢なリストランテです。

 

なかなかの人気店でウェイティングボードを設けており、記帳して待つことになりますが10組で20分から40分と時間の目安がある程度表示されているのは分かりやすいのがありがたいところです。混雑店では回転重視で時間制限を設けるところが多い中で「楽しんで欲しい」という心意気を感じる時間制限を設けていないという対応はリストランテとして評価したいところです。
スローフードとも言われるイタリアンではゆっくりと頂きたいものです。

 

いいなと思えるのが横須賀美術館の企画展に合わせてイメージにあったメニューが作られていること。季節と展示のインスピレーションを合わせてメニューを作っていくのが楽しみがいもあろうというもの。コラボができるのは美術館に入ったリストランテらしいところです。

 

テーブルごとにちょっとした緑が飾られているのがリストランテらしいところ。

 

窓側を見れば海を望むことができ、絶景を鑑賞しながらおいしいご飯を頂けるのは幸せ以外のなにものではありません。

 

イタリアンらしくスプマンテを。

 

サラダも青々としていて鮮度を大事にするリストランテの矜持を感じます。

 

頂いたパスタは三浦半島の野菜と三崎港で水揚げされたマグロを大事に使っておりこんなに美味しいものができるんだという美味しさと発見をすることができました。

 

企画展のイメージであるモンブランのパンナコッタ。マロンの濃厚なスープとエスプーマ。どれもこれもマロンが生きておりなかなか食べることができないレベルの美味しさです。

 

記帳してから待ち時間に美術館の展示を見て、食事後もまた展示を見てみるのも楽しいものです。
海をみながらゆっくりとしてみてはいかが?
ごちそうさま。