旅に行った時に醸造場があれば必ず行くビールのツアー。シンガポールにもビール醸造場であるタイガービール、アジアパシフィックブリュワリーズが運営し、その経営はオランダのハイネケンが行っています。
ハイネケンもタイガーも好きなビールの一つ、前回はハイネケン、今回はタイガーへ行くことが出来たのは非常に嬉しいところです。
タイガービールへ行くのはUber。日本では法令等の都合でありませんが(実質ハイヤーのため存在しないと判定)国外へ行った時にタクシーより便利に移動することが出来ます。
Uberで着いたのが工場の中のような表玄関。実際に入ってみると本当に工場ではあるのですが。
ロゴがかっこいい「Tiger」カウンターで登録してねと記載があるのが工場らしいところです。
さすがアルコールを扱う場所、運転免許証もしくはパスポート等のIDを提示する必要があります。この時はオンラインでクレジットカード払いを済ませていたため使うことはありませんでしたが、クレジットカードの端末を使うことが出来ます。
工場の制限エリアに入るための「Brewery tour VISITOR」のネームプレートを渡されて首にかけて工場内を巡ります。
参加者が揃うまで、パブで少し待つことに。イギリスともつながりが大きいシンガポールはニュージーランドともつながりがあるのでしょう。
サンプリングチケット、ツアーが終わったあとにパブでビールと引き換えることができるチケットです。チケットは5枚、結構あるように思えます。
こんな落ち着いたパブが近くにあったら嬉しいなと思える雰囲気。なにか古く良き時代の高級ホテルのバーに似たような雰囲気があります。
様々な形のグラスが、Tigerがほとんどですが親であるハイネケンのグラスもさりげなくあるのが面白いところです。
タイガービールの間を広げて作ったオブジェ。
なんの形だったかな。
QRコードを読み込んでツアーの説明を各国語で見ることが出来るようになっており、紙で渡されるより保存もしやすい嬉しい配慮。
モンドセレクションのメダルの数々、なかなか壮観な風景。
今回のツアーをアテンドしてくれる方、なかなか面白い感じですがツアーからドロップしそうな(制限エリアでさらに禁止な場所)へ行こうとする客をしっかりと見ているところもありしっかりとした人です。
デザインの数もそうですが、結構薄めのグラスが多いように見えます。
ビールのツアーでは材料を見せることが多くありますが、もれなく麦芽、ホップ、水、イーストと展示がありますが、意外と衝撃だったのが。。。。。
ホップの展示、造花(?)ですよ。みんな触ってみて「違うやんけ」と大笑いし始める展示の一つでもあります。
それを狙っているわけではないとは思います、きっと。
そして撮影不可な稼働中の工場内のタンク群を見てから降りると目の前には氷で冷やされたように見えるタイガービールの瓶が見えてきました。
降りていくとフォトスポットが。
トラックもあります。マレーの虎。でしょうか。
フォトスポットを使って。。。。
なんと、ビール瓶は入ることが出来るのでした。
完全に工場そのものの敷地というのが開けっぴろげでいいのでしょうか。。。
入った先はビデオでの説明後、展示コーナーがあります
ちょっとしたゲームもあり、ビール瓶に傷がないかを確認する工程で傷があった瓶を弾くゲームです。
実際の傷を確認するマシンのカットモデルも置いてあります。
1930年代に使用されていたサンプリングマシン。工程ごとにビールになる前の状態を見るため銅で作られた蛇口が複数ついています。
樽に彫り込まれたレリーフがまたかっこいい。
様々なタップがあり、ハイネケンでも見たようなタップの形から大きな虎らしいタップまで様々。
形はシンプルですが、シンガポールらしさを感じる透かしが入っています。
グラスリンサーのノブが結構細かく、結構使いやすそう。
入れ方を説明付きで実演。タップを操作してビールを入れているのはどこかのおっちゃんではなく、スタッフです。
実演付きの説明が終わったあとはお待ちかねの試飲タイム。
制限エリアである工場内から退出してパブへ進みます。タイムカードがそのままあるあたり制限エリアであることをうかがわせるところです。
まずは始めにタイガービールの配給です。
クリアなビールを受け取るとまずはあれほど賑やかだったみなさんはおとなしく撮影タイム、そりゃそうですよね。
タイガービール、アンカー、ハイネケン、ギネス、バロンズ、エディンガー、そしてサイダーであるストロングボウ。まさかイギリス系のビールが多くあるとは思いもしませんでした。
タイガーもアルコール度が2%という軽めのビールがあり、ニュージーランドでも流行りの低アルコールビールです。
ここまで来たのならヨーロッパ系ではなくアジア系のビールをいただきたいもの。
サンプリングは少し小さめに見えますがそれでも180cc程度はありそう。
パブらしくダーツライブがありましたが、残念ながらダーツをシンガポールでプレイするなんてはつゆ知らず、カードもダーツも持たずにプレイすることに。
エアラインパイロットとなぜかプレイすることになり、拙い英語ながらも少しだけ話すことができました。
まさかこんなに盛り上がるとはおもわず、楽しいひと時となりました。
参加特典のおまけとしてもらえたものは「EXTRA FRESH」工場製らしい出来立てそのままで2日間しか持たないというほどのフレッシュさ。お土産に持って帰ろうにも美味しくなくなる。と思いその場で飲んでしまいました。
ショップも覗いてみましょう。どこにでも楽しいセットはあるようです。
遠く離れた場所でギネスの缶バッチが買えるとは思いもしませんでした。
楽しいひと時も終わり、工場をあとにしましょう。
旅はまだまだ続きます。
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