いよいよダニーデン、南島の地を離れる時間がやってきました。ダニーデン空港は小さな空港、手荷物検査を通るにも案内されたフライトの乗客のみ通過することが出来ます。

手荷物検査では国際線と間違ったのか、ペットボトル等の飲み物を急いで飲みきり、そのゴミをどこに捨てようかと右往左往する乗客も数名。

 

どうやらジェットスターとエミレーツの共同運便。まさに地球の裏側とも言えそうな中東のエアラインでアライアンス連合とも異なる不思議な組み合わせです。

 

行きと同じく機体後方座席のため後方の扉から機内へ搭乗します。
こうやって機首の顔部分だけ見ると小さいんだか大きいんだかわからなくなります。

 

ダニーデン空港は大きな空港ではなく、使用する機材も大きな飛行機はないためトーイングカーも幾分か小さめ。

 

本当に人が入ってこれそうなエリア。奥に見えるのがダニーデン空港の専用消防署、この裏手にレンタカーを返却した駐車場があると思うとダニーデン空港の小ささを良く感じます。

 

空港というものは基本的に開けた場所に作られますが、周りにここまで何もないようなダニーデン空港は今まで都市の空港へ飛ぶことが多かったため、ビルなどが空港から見えるという概念を崩されそうです。

 

緑の色が綺麗。というか何もない。空が広く感じられます。

 

消防署の前にぽつねんと放置?された貨物。なにか理由があるのでしょうか、積み忘れた貨物でないことを祈るばかり。

 

沖止めの場合は主翼より後ろ側に行くことはなく、係員に止められてしまいますがここでは後ろから搭乗するために主翼の後ろ側へ回ります。
小さめの飛行機とはいえ、主翼の大きさを感じられる瞬間。

 

何かかっこいいジェットスターのマーキング。垂直尾翼のマーキングはエアラインにとって一番のアピール場所。胴体に様々なペイントをしても垂直尾翼のマーキングはほとんど変わりません。

 

ボーイングとは異なり、エアバスの特徴として主翼の付け根にあたる胴体が張り出しているのが良く見えます。

 

機体に書いてあるレジがここまでしっかり見えるのはなかなかありません。

 

初めてみる注意事項。
赤いライトが点滅している場合には来ないが与圧されているため、扉を開ける際には飛びかねません。

 

主翼のそばで観察することにしましょう。

 

ダニーデン空港は平行誘導路はなく、滑走路の端のターニングパットで方向転換をして離着陸します。
そのため滑走路の真ん中付近から端まで滑走路を走行します。

 

エアボーン。牧草地を眺めながら上昇していきます。

 

川、湿地、海。色のコントラストに目をみはりつつオークランドのある北島へと北進していきます。

 

高い高度で見る紺色の空。
そこまで高くない高度を飛行していましたが土地柄なのでしょうか、ここまで紺色の空を見ることは多くありません。

 

オークランド空港への着陸時に見えた湿地。こちらは潮が引いたタイミングであり、海の干潟といったほうがよいかもしれません。

 

海に建っているオークランド空港、奥は海。ここまで柵がなく海に迫っている空港も多くなさそうです。

 

空港のはずれにあるジェットスター専用ターミナル。DHC-8-Q300に迎えられました。

 

オークランドへの到着時もやはり機体の後ろから降りてボーディングブリッジへと向かいます。

 

逆光の飛行機もサマになります。

 

手荷物の受取所(baggage claim)なんとなく違うなと思ったら。

 

だれでも入ってこれる場所にあります。
手荷物が出てくるタイミングより乗客のほうがたどり着くのが早いため、持ち去りはないかと思いますが日本の受取所に慣れていると不安に感じてしまいます。