ニュージーランドの南島でビールといえばスパイツ。北海道ならサッポロ、沖縄ならオリオンと言われるような土地に根ざしたビールを作り続ける古い醸造所です。
今回はツアーの予約がてら隣のエールハウスでビールとランチを頂くことにしましょう。

 

レストランの入り口がまたすごい、ビールの原料である麦芽を煮込む タンクであるマッシュタンを模した屋根のキラキラ具合に目を惹かれます。

 

もちろん、タップに繋がっている限定のビールの掲載も忘れていません。この日は夏の暑い時期ということもありさっぱりとしたタイプのビール「SUMMIT ULTRA」の低炭酸が繋がっています。
瓶ではなかなか飲むことができないビールです。

 

スパイツの創業は1876年。150年近くもの歴史があるビール醸造所だというのがすごいところです。

 

エールハウスの向かいにはスパイツのシンボルがあるCROWN HOTEL。なかなか良さそうな雰囲気があり一度泊まってみたいものです。

 

さて、店内へ入ったところ若干ランチには早かったようでドリンクだけなら良いよと。
ワインの国だけあり、ワインのメニューも手頃で豊富にあり、当たり前のようにグラスとボトルが選ぶことができます。

 

種類もありますが、普通のようにタップでワインがあるところがビールの醸造所というべきでしょうか

 

スコットランドらしいラベルのビールや季節限定のシーズナルなどどれを選ぼうか悩んでしまいます。
empireっていい響きではないでしょうか。

 

これだけのタップがあり、飲みたいビールばかりで迷っていたところ早いタイミングでランチへ案内して頂くことに。

 

テーブルは一段上がったところにあり、足元に注意するようにテーブルに記載があるのが面白いところです。

 

今回はおきまりのテイスティング用メニューで頂きます。その日にないものは紙で書かれてどのメニューかがわかるように差し込まれています。

 

これだけ一気に並ぶと壮観の一言。
やっぱりいろいろ飲み比べてSUMMIT ULTRAが土地らしい今のビールに感じられます。薄いのではなくすっと入っていくラガービールで是非海で飲みたいと思えるビールです。

 

ライトの傘部分はなんと持ち手がないジョッキ!
いろいろと店舗によって工夫する部分でもありますがやっぱりその店で出すなにかをモチーフ等で使うと気にとめる部分となります。

 

ランチは2つ頂き、一つがスペアリブ、ドーンと手のひらサイズもありそうな大きさでこれだけでもお腹いっぱい。ジャンキーらしさもありつつ上品なソース使いで脂の乗る部分のわりにはさっぱりとした感じがあります。

 

フレンチフライもたっぷりですがサラダもたっぷり。
手で食べられるように手拭きが別に付けられるのも好印象。

 

もう一つがコテージパイ。ミンスドミートとマッシュドポテトを重ねて焼いていますがこれもまたボリュームがあってお腹いっぱいです。
ランチをオーダーする際にサラダをもう一つ頼もうかと思いサイズ感を聞いたところやめておいたほうがいいボリュームということでやめたのが正解。

 

店内は広く中二階部分も明るくて気持ち良さそう。

 

やっぱりこうだよね、とも思えるバーカウンターは重厚さと天井が高いための抜け感があって気持ち良く感じられます。

 

裏側にも同じようにタップが備えられており、3面にタップがあるのもどれだけビールが出るのだろうとドキドキしてしまうほど。

 

日本のようには寛容に行かない外国のアルコール提供。ニュージーランドでの飲酒は18才以上ですが25才以下に見えるようであれば身分証明書の提示を求められます。
ある程度のバッファを持たせているのがポイント。

そんなレストランとしてのライセンス等を見て次へ行きましょう。

旅はまだまだ続きます。