ワイヘケ島のワイナリー巡りの最後は広大な敷地を持つ「MUDBRICK」、なんと敷地内の駐車場がバスの停留所となっており、それだけでもMUDBRICKのワイナリーの大きさがわかります。
見える建物もレストランが多く、どれだけ裏に醸造所が隠れているのだろうと感じますが海とぶどう畑を望みながらワインと食事をいただけるのはどれだけ幸せなのでしょう。

以前あぶない刑事のロケも行われたこともあり馴染みのある場所でもあります。

 

ぶどう畑の感じもワイナリーごと、土地ごとに少しずつことなりこれまでほどほどの斜面にあるぶどう畑を見てきたためか、なだらかな丘にあるぶどう畑を見るのは新鮮に感じます。

 

駐車場から見えるビストロ、ガラスが大きく開放的に見えます。

 

バスを見送りワイナリーへ。
こんなに大きなバスが島内を走り回りますが、派手で大きなバスであるため島の住人からも賛否はあるようです。

 

庭園が整備されており、庭を見て回る楽しみがあります。

 

この季節はラベンダーが花をつけており、良い香りに包まれています。

 

MUDBRICKではレストランだけではなく、気軽に入ることができるビストロもあるのがありがたいところです。

 

庭園の中の階段も木とレンガで造られているのが雰囲気を邪魔しません。庭があるほどの家は持っていませんが、参考にしてこんな庭園を造ってみたいものです。

 

あちこちで庭を撮影する姿もあり、それだけ見事に造られています。

 

レストランも素敵な空間です。これだけ素敵な場所でどんな料理が食べられるのでしょうか。

 

なんと開け放った窓から見えるダイニング。
その奥に海が見えるというなんとも贅沢な景色です。

 

この柵の感じ、柴田さんと館さんが食べていた場所な感じが。

 

レストランの裏手には畑が見え、廃人になるソファがあります。ワインをこぼしかねませんが転がって飲むのもなにか良さそうにも思えます。

 

階段を上っていくとなんとヘリポートがありました。

 

ヘリポートから見下ろす畑と海も素敵。ぶどうは山で育つと思っている人間にとって奥に海が見えるというのはなかなか新鮮に感じられます。

 

ぶどうの木がなかなか古そうに見えます。ワインが本格的に美味しくなるのは割と古くなってからのようでぶどうが成ったからといっておいしいワインになれるわけではなさそうです。

 

ここでもワイナリーに必ず植えてあるといわれるバラを見ることができます。

 

オークランドで所々に見られるメーカー名が入ったレンガ。
J J Craig(ジョセフ・ジェームス・クレイグ)氏が興したレンガ工場製で彼はオークランドの港を発展させた偉大な工業家です。
ところどころレンガがある場所でちょっとした歴史があるレンガを見つけることができるかもしれません。

 

ちょっとしたはがれかけの壁もなんとなく老舗のワイナリーらしい気もします。

 

今回はセラードア(試飲と販売)でワインを頂くことにしましょう。

 

まず入って目に止まったのが雰囲気があるエプロンです。普段はエプロンなんてしないのになんとなく買ってしまうエプロン。

 

なんとなく美味しそうなチョコレートですが、ワインに気を取られてためらってしまいました。いくつか買っておけばよかったなともあとから後悔。

 

ラギオールのチーズナイフのセットにも惹かれてしまい。チーズとワインは切り離すことができません。

 

ワインテイスティングガイドは各国版が揃えられておりかゆいところに手が届きます。

 

BBQやパーティーなどでワイングラスが誰のかがわからなくなることがよくありますが、マーカーで名前を書いてしまうというのもよさそう。

 

テイスティングの場においてある水は結構おいしいことが多く、日本酒や焼酎などの水を使う酒にとっては仕込み水として出されていることがよくありますがワインは果汁から作るため直接関係はしませんが、土地のミネラルを感じる水も一つのポイントになると思っています。

 

ワイヘケ島で作られているぶどうは赤がメイン。白のぶどうはマールボロやホークスベイのぶどうを使うことが多いワイヘケ島のワイナリー。
ラインナップを見ていくとほどほどの価格帯ですが、納得できる品質。
ワイン好きには是非飲んで見てほしいと思えるものばかり。

 

どうしても飲みたく、テイスティングではなくバイザグラスでリザーブのシャルドネを。
シャルドネも美味しいものの、なかなか良い価格であったため帰りにワイヘケ島で作られたシラーを買っていきましょう。

 

つたで囲まれているのもちょっと憧れるものがあります。

 

次の機会があればビストロで食事をいただいてみましょう。

 

赤土にはパイナップルという刷り込みもあり、赤土とラベンダーとの組み合わせは思いつきませんでしたが実際に共存している環境はちょっと不思議。

 

オリーブコテージだなんてすごく惹かれる響きですがプライベートエリアであるため見ることはかないません。

 

明るいものの、不穏な雲に不安を覚えながらワイナリーをあとにします。