短い八丈島の滞在もおしまい、八丈島空港から羽田へ戻る便へと乗り込みます。
前日の3便と当日の1便は欠航。そして2便については何度か着陸を試みて到着しています。3便(NH1896)を予約しており、到着を見届けて搭乗口へ向かいます。
空港ターミナル内には欠航となったことからキャンセル待ちも多数いらっしゃり、かなりのインパクトがあるものだなと思うことしきりです。

 

座席は当初2Aを指定していましたが、足元の広い最前列である1Fへ空港カウンターで変更してもらうことにしましたが、2Aも良かったなと思うのは後のこと。

 

伊丹便とは異なり、優先搭乗の人はほとんどおらず、A320の機内を撮りたいがために早めに乗り込みます。

 

入った機内はまだ人影もまばら。懐かしさも感じるA320はシートも厚めのもの。最近は足元を広く取るために随分と薄くなったシートが主流です。

 

一番は1Aが良かったものですが、残念ながら埋まっていました。
左側はバルクヘットの上部がアクリルで前が見られるため、若干圧迫感が少ないものですが、右側は完全に壁であるために比較して若干圧迫感があるものです。

 

B737と違い、アッパーBINは降りてくるタイプではなく、荷物を収納する際には若干持ち上げる必要がありますが、その分座席へ吸わす際に頭をぶつけることがないのはどちらがいいのかが分からなくなります。

 

海風にさらされることもあり、割とサビが回っているカーゴローダー。奥にはあいらんどシャトルのヘリコプターも見えます。

 

夕暮れの空に、この空に飛び立てるんだと嬉しい瞬間です。

 

ドアも閉まり、プッシュバックされて行きます。

 

空港スタッフと八丈富士に分かれを告げて滑走路へ向かいます。

 

間も無く日暮れ。

 

相変わらず風がある八丈島空港。

 

滑走路端へ来てUターンをするときにちらっと見えた八丈小島。雲がなければもっと良い瞬間であったであろうだけに悔しいものです。

 

離陸後に見えた海面は波がわかるほどに高く、温泉で聞こえた船釣りで船酔いしたと聞くのはまったかく頷けます。

 

今回の1Fは右からテーブルが出てくると思いきや。

 

左の肘掛、しかも隣席側に出てくるなかなか面白い構造です。
ある意味左側から出てくることに統一されているのは良いのでしょう。

 

短いフライトですが、つまみとして八丈島ジャージーカフェで買ったベーグルサンドを頂きましょう。

 

ブルーベリージャムとクリームチーズがサンドされたシンプルながら、フレッシュさを感じるもので他のものも食べてみたい気になる美味しいものでした。

 

2Aでも良かったと思えるのは左側に夕暮れと富士山を望むことが出来たこと。刻々と変わる光のショーに機内が沸き立ちます。

 

それでもずっと左側を見ていたためか、キャビンクルーに声をかけていただき富士山が見えることを伝えられたのは一つ嬉しいこと。A320の窓は丸く小さいものですが牛乳瓶の底のような窓から覗く富士山はなかなか経験できないものです。

 

厚い雲のと夕日の残滓もまた綺麗。

 

いよいよ羽田への到着。千葉の明かりを見つつ降下を続けます。

 

やっぱり街によって明かりの色が異なって違いを感じるのも嬉しいひとときです。

 

05から離陸するB787を見つつ34Lへ着陸します。夜の空港はいつ見ても綺麗なものです。

 

広い羽田空港。やっぱり長い距離を歩いて荷物を受け取りに行きます。

 

少しだけ待ちがありましたが、優先な分やっぱり早いものです。

 

自転車を受け取り旅は終わります。グランドさんが肩から軽くかけて持ってきてくれたのは印象的。
スタッフの負担を考えても軽い自転車は正義かもしれません。

さて、次の旅はどこにしましょう。