まず始まりは台風21号。9/5に大阪出張のためJALのダイナミックツアーで行きは羽田-伊丹のJL113、帰りは関空-羽田のJL228にて戻る途中、関空-松山のMM309,MM310で一息を入れようと画作していたところ、折しも台風によってJL113の欠航が確定、そして関空も高潮によって水没。滑走路はおろか、支援施設や支援車両まで海水に浸かるというなかなかの悪天候による空港閉鎖。
ちょうど一番台風が猛威をふるっていた時間帯に関空(KIX/RJBB)のMETARでは瞬間風速が99kt(約180km)、プロ野球のボールより速い雨粒が飛んでくる脅威。大阪市内ではベランダが剥がれたり、プレハブが転がったりとかなりの被害を受けた状況でしたが、当然市街地より風の影響を受ける海上空港である関空、風と高潮による空港水没、連絡橋が通行止め。風の強さを想像すると当然だと思ってしまいます。
ダイナミックツアーでは電話などで欠航時の変更や払い戻しをするのがQA等で辿れる正しいルート。
9/5の朝にダイナミックツアーの予約詳細ページからキャンセルを確定前のページまで進めてみたところ取消し料が0円。通常100%であればその金額が出てくるところが0円であったためキャンセルを実施。
9/5昼ころにメールにて欠航の処置として取消し料が0円でWEBで可能とのお知らせが来ていました。
取消料が0円とあるのは、コールセンター等で払い戻し処理をしないと始め戻ってこないのかと思いましたが、全額戻ってくるための0円であったのがのちに判明するのでした。
ダイナミックツアーで申し込んでいた往復の航空券、ホテルも全て取り直しとなり、争奪戦となる9/5未明から航空券とホテルを取り直したのでした。
新幹線は駅の惨状を考慮するとNG、JAL、ANAともに伊丹神戸どちらも欠航または満席。たまたまSKYMARKの羽田-神戸便が1席のみ空いていたため予約することが出来ました。
旅行であれば全面的にキャンセルでも構いませんでしたが、今回は出張。若干の不安を抱えつつ移動の準備を進めるのでありました。
ブレイクタイムである松山へも行くことがかなわず、あえなくキャンセルの手続きを進めます。ピーチ航空も欠航となり、キャンセル手続きを進めます。
ピーチ航空のチケットを取る際には往復のチケットを同一購入をすることで、たとえ往路が欠航、復路が飛行の場合でも往復でキャンセル処理を無料ですることが出来ます。
これが往復で別々の購入の場合は復路が飛行する場合には復路は通常のキャンセル料となってしまうため、航空券は往復で購入するのがおすすめです。
一方、JALでは9/19まで関空発着の航空券、パッケージツアーの場合には通常同一空港での変更のみのところ、伊丹発着への変更、近隣の中国地方、四国地方、東海地方への変更が可能というなかなか幅広い変更を可能にする対応がJALさんスゴイなと思わせるところです。
それだけ関空が担っていた発着枠の大きさを物語るものでもあります。
なお、国際線に関しては9/11までのフライトが対象でした。
そして、空港機能が正常な神戸空港へSkymark BC105でフライトすることになりましたが、神戸から大阪への移動時についついJRの新快速を使おうとしてしまい、しばらく電車がこないという遅延プレイもありました。
情報の見た目より酷い状況の大阪市内、特にガラスが割れる、木が折れてさんさんする、電線が垂れ下がるといった被害がそこかしらに見受けられる状況。はやく復旧できることを祈りつつ、踏んだり蹴ったりは続きます。
って、続くの?
- 「NH2158 那覇-成田」国際線への乗り継ぎを使って。[シンガポール OKA-SIN 2018_day1_(3)]
- 四ツ橋「Mel Coffee Roasters」新町に現れたコーヒースタンド