MRT永春站から伸びる通り「虎林街」こちらに朝から開いている虎林市場と永春市場があります。虎林市場はオープン、永春市場は建物の中。

どちらも市場として一般家庭くらいの量から店舗の買い出しの量まで様々、ほぼ量り売りになっており量も選ぶことができそう。

 

日本の漁港や農家が集まるような雰囲気の朝市、こちらは道路脇の屋台に近いですがもっとオープンな雰囲気があります。

 

そこでまず見つけたのは果物類、果物王国の台湾ではありますが普段日本で見る果物とも色や形が異なり日本で入ってくるものはほんの一部でしかないんだと気付かされます。

 

大きな柑橘「大白柚」日本の晩白柚です。

 


番石榴(グァバ)、超甘いと書いてあります、ちょっと気になるところ。

 

また美味しそうな台湾バナナが。食べきれないため買うことはできませんでしたがバナナの種類もいろいろあってどれを選べば良いか迷ってしまいます。

バナナも熟れていなければ日本へも手荷物で持ち込めるようです。

 

甘さでミカンの売り方を変えているのも日本ではあまりないところです。

 

市場での売られ方は一袋、一盛り、一斤単位とありますが、二斤半、三斤など半端な単位もあったりするのが罠でもあり比較するので面白いところです。

 

市場には野菜、肉、魚と様々な食材が売られていますが魚の売り方が切り身ばかりではなく、輪切りでも売られているのがわりと独特なところ。

肉はブロックから切ることになるため、日本でも切り出すことはありますが、魚は捌かないかぎり輪切りは見ることはありません。

 

虱目魚(サバヒー)も見つけました。身も姿も白いためにミルクフィッシュとも呼ばれていますが、腹部分に脂が乗った身が固まっており味わいもミルクっぽいトロッとした味わいで美味しい魚です。虱目魚の場合は腹部分を活かしたいために腸を抜くのは背から抜いて脂の乗った部分を残します。

 

麺や餃子類の皮も売られており、太さ、素材など様々な種類があり麺好きとしても買って試してみたくなります。

 

絶対に輸入することができない腸詰類も。

 

肉の綺麗なこと。

 

豚肉の皮はコラーゲン質で美味しいものの、生えていている毛を除去する必要があります。
ビデオを見ながら毛抜きをする姿が。

 

なかなか食べる機会がありませんがお釈迦様の頭に似ていることから釈迦頭という果物。

 

大同電鍋を上に延長する蓋もあったり厨房機器の街とは一味違った雰囲気もあります。

 

蘿蔔糕(大根餅)、芋頭餅(タロイモ餅)、傳 統(プレーン)と様々な種類があるのが選びがいがあります。

 

なにが楽しいってやっぱり野菜の色が違うこと。家庭内、そしてホームパーティレベルの料理人ではありますがこの野菜をどうやったら美味しく料理にすることができるんだろうと想像が膨らみます。

 

大阪の一路發で頂いて美味しかった水蓮、蓮の茎にあたるところですがニンニクで炒めることで非常に美味しくついつい買ってしまいそうになりました。
動植物検疫に問い合わせて日本に持ち込むことができるのであれば次回持ち込みたいと思います。

 

冬瓜もこのサイズであれば一回で使い切ることができて買いやすそうです。

 

国外を問わず国内でも現地の生活を垣間見ることが出来るスーパーマーケット、そして可能であれば市場を見て回ることで飲食店で見る出来上がりの料理だけではなく、どんな素材があるのか、そして普段の生活でどんなものが食べられているのかを見ることが出来るのが楽しみの一つです。

南港展覧館へコーヒーショーへ向かいましょう。

旅はまだまだ続きます。