旅先では足でめぐり、現地の人々の雰囲気を感じるのが醍醐味であり、現地を知ることだと常々考えています。朝と夜では全く違う顔を見せる街が多く、特に暑い国では朝は市場などの販売が活発、夜は飲食が活発だと感じられます。
台中でも小さな市ですが別々の地域の朝を感じるため、台中站近くの朝を歩きます。

 

台中では川を使ってオブジェなどの展示をしている場所を多く見ます。

 

夜は光るのでしょうか、蝶が羽を広げたようなデザインで流れのあるように配置されています。

 

あまり水が綺麗ではないように見えますが、かなりの数の金魚が泳いでいます。
雨などで流れが早い時には金魚はどうするのでしょう、ちょっと心配になってしまいます。

 

川のそばに見つけた宮原眼科。もともと眼科だった建物を使用したお菓子屋となっています。
まだ開店前で人気がありません。

 

お菓子の店があると思いきやその向かいにはトラックでやってきた朝ごはん屋。
店の前に乗り付けており、完全に朝ごはんの時間のみであるのでしょう、日本でも朝ごはんとしてサンドイッチの屋台があれば意外と売れるかもしれません。

 

メニューは粥、炒麺、おにぎり、サンドイッチとバラエティーに富んでいます。
椅子を出して道端で食べることが出来そうですが、朝ごはんとして大根餅をいただいてきたばかり。

 

川を辿って台中站方面へ行ってみると街中なのに空の広さを感じる景色に出会うことが出来ました。
加えて空の透明度がやっぱり違います。

 

川の広さはさらに狭まりますが、鯉のオブジェは変わらず存在するのが面白いところです。

 

木がクリスマスツリーのように。夜に見てみたい気もします。

 

通りから覗ける台中站の駅舎はすごく大きく感じるものです。

 

台中建国市場に迷い込みました。決して広い市場ではありませんがぎゅっと詰まった感じにワクワクして来ます。

 

市場によくある肉屋は無造作に肉が並べられているようにも思えますが、部位によって秩序はしっかりとあり、どれも美味しそうな色をしています。暑い土地で大丈夫なのかと思ってしまいますが、ほんとにすぐに売れてしまうため心配無用なのが市場のすごいところです。

 

白木耳は一つ一つが大きく、普段見慣れたきくらげなんて目じゃないくらい大きな木耳です。

 

通りになにやら発酵中の饅頭が。

 

この饅頭が驚くほど大きく、大人のげんこつ何個分あるんだ!?と思うほど大きなもの。

 

饅頭の値段が驚くばかり。感覚的には食パンの一斤分の値段と思えばいいのでしょう。

旅はまだまだ続きます。