暑い中歩いて帰るとちょうどテラスに人がいた田園珈琲、なにか気持ち良さそうに休んでいるお婆さまと、新聞を読んでいるおじさん。
いい雰囲気なカフェだなと思って通りがかると黒板に書いてある西瓜汁(スイカ)と柳丁汁(台湾みかん)の文字。
店内には人がおらず、どうしたもんかと思っていたら新聞を読んでいたおじさんが寄ってきて聞いてくれました。
こういうゆるい雰囲気が台湾にあり、常々いいなと思っているんです。

 

台湾みかんも飲んだことがありませんが、歩き疲れた体には西瓜汁を飲みたいという思いが先行して中国語で読むことが出来ずに指差すことでお願いしたところ「シーグア」とおじさん。

 

もちろん、おじさんはそのままカウンター内で準備を始めます。

 

待っている間に回りを見ているとメニューには珈琲、紅茶、ミルクティー、シェイク、フルーツジュース、トーストと、ちょっと寄って行くのにちょうど良いメニューがあり、台中のゆるい雰囲気にすごくマッチしているように思えます。
ジューススタンドで飲むものとはなんとなく雰囲気が違います。

 

広くはないものの、こじんまりとしたカフェの姿。

 

おじさん、フルーツをカットしてミキサーでジュースにしていきます。なんというか、ほんとにそのままの姿で100%のジュースを飲めるというのが台湾らしいところで、台湾に来たらまずはフルーツジュースを飲んで欲しいと言いたいもの。もちろん美味しいですがタピオカミルクティーばかり飲んでいる場合ではありません。

 

これで40NTDとめちゃくちゃ安い。西瓜汁と一緒にバスで桃園空港へ行くとしましょう。