市場と言えば人が行き来する場所というイメージがありますが、台中市内でも新しい第六市場はビルの中、さらに言えば商業施設の中に入っている公設市場の一つです。

 


はじめに通った時に本当にここに市場があるの?と思ってしまうほどのどこをどう見ても商業ビルに掲げられている第六市場の看板にちょっとびっくりしてしまいます。

 

中へ入ってみるとやっぱり商業ビル。見つけたのはお菓子のレンタルキッチンのようで材料付きで使うことができるキッチンはなかなかの盛況ぶりで、何人かで集まって作って食べるという使い方も出来て面白そうです。日本でもレンタルスペースで作ってパーティーをすることが出来る場所が増えてきていますが、それのもっと小さくしたバージョンと思うと良さそうです。

 

わいわいしながらできるのは楽しそう。
メニューを決めて会計、そして作り終わるところまでのステップが記載されているのもよく、作り方はiPadで見ながらできる仕組みです。

 

作ることが出来るのはスイーツメニューが中心。タルト、ケーキ、クッキー。そして店舗限定ですがピザも作ることができます。
価格はおよそ300元から600元ほどと、結構リーズナブルに楽しむことが出来るのも良いところです。

 

その向かいには電子工作のラボが。その名も「Da vinci」大人から子供まで参加できる電子工作教室があり、小さいころから工作に親しむことが出来る台湾。PCから自転車まで技術大国な国は小さいころから触れる環境があります。

 

いよいよ第六市場のエリアに踏み込みます。当然のことながら商業施設の中であるため、見慣れた2つの風景が混じり合う不思議な環境が広がります。

 

色々とキラキラした食堂が見えてきました。新しい。というより天井と厨房機器の違いが際立ちます。
椅子なども市場である、台湾好きにとってはたまらない金属やプラスチックのものではなく、カフェにあるような椅子が使われています。

 

鍋の食堂も曜日ごとに安い食材や鍋の種類もあるのもあまり市場に見られないように思えます。

 

いろいろとこぎれいな作りでマルイの飲食店街かと思ったほど整った市場の食堂街

 

おいしいスープのベースが買えるのはスゴく便利そう。

 

台湾人に限らずアジアの人は清潔なイメージがあるステンレスが大好き。

 

生鮮食品のエリアまできました。
みごとなサニーレタスがたくさんあります。値段も若干良いように思えます。

 

肉はかなり綺麗なものが揃っています。奥に純ラードがあるのも見えます。

 

厳選された調味料類があるのも見えてきました。ちょっとプレミア感があります。

 

先ほどより値段が安い葉っぱ類。なにか見たことのある絵がありましたが気にしないことにしましょう。
なぜにそれを選んだ?とも思いますが。

 

綺麗に並べられた果物。
いちごは日本のものが一番美味しいようでどこへ行っても引っ張りだこです。

 

ちょっとした共用スペースがあるのは市場とは違うところ、弁当などもこちらで食べることもできます。

昔ながらの市場。というわけには行きませんが、バスですぐ来ることができてエアコンも効いている市場というのも貴重な台中第六市場。のぞいてみてはいかが。