八丈島の西側は急峻な東側とは異なりなだらかな坂が続く大坂トンネルの麓とも言える場所にあり、少し人里から隔たれているがために星空も見やすい場所にある「満天望」に今回はお邪魔することにしました。
ペンションの形態で営業していますが、ほぼホテルと遜色ない設備で夕方に到着した際には柔らかい光が素敵だなと感じさせるものがあります。
部屋はツインをシングルユースすることに。ベッドの上に注意書きがありベッドを二つ使用したらベッドメイク料を請求するとあり、ここはペンションなんだと気付かされる場面もありますが使いやすいものでなんとなく島に来たと思えるようです。
荷物を入れる場所や充電にも困らない配置でガジェットが多い人にも問題ありません。カメラ、スマホ、バッテリーと充電するものが多いだけにコンセントの場所は大事なもの。
コーヒーを飲むためにもポットは必須でホテルなどによくある簡易的なポットではなく、家庭用の電気ポットなのが使いやすくありがたいものです。
クローゼットも大型です。八丈島の移動では車での移動が基本となるため宿に荷物を持ち込むことは多くないと思いますが身の回りのものを入れる場所があると隠すことが出来るため必要です。
タオルとパジャマなどがクローゼットに入っていましたが、島らしいのが物干しがあったこと。やっぱり海をメインでくる客が多いためか洗い物を干すものがあるのは助かります。
トイレは個別、バスは大浴場があり結構広い浴槽を使うことができます。夜間は浴槽は使えませんがシャワーを使うことができるためな汗を流すことができるのはありがたいところ。全てが一辺倒のルールではないのが好感が持てるところです。
夜中は強烈な雨風の音を聞きながら迎えた翌朝も雨模様ですが風は少し収まったようです。
朝食はチェックインの際に事前に決めた時間に食堂にて提供されます。
島らしいくさや、明太子、サラダ、もずく、茶碗蒸しがついていて温かいご飯でいいなと思えるもの。豪華でもなく少なくもないちょうどよい朝食は意外と少ないものです。
くさやも小ぶりで初めて食べる人にでもちょうど良いサイズで思っていたより食べやすく旨味が凝縮されています。なかなか焼いて食べることはしませんが見つけたら食べたいなと思えるくさやは八丈島の特産品のひとつです。
寿司屋で出てきそうな茶碗蒸しはぷるぷると柔らかくダシの香りが良くてつるつるといけてしまうものです。
満室になることも多い「満天望」さん、聞くと翌日も満室で盛況のようです。
また伺う宿が一つ増えました。
- 「RHA T20」常に持って歩きたいハイエンドヘッドフォン。
- 「居酒屋 おおわき」島の時間を感じながら杯を傾ける。[八丈島2018]