金沢市の中心である近江町周辺、金沢駅から歩いて10分ほどの場所に広がる市場は金沢市の台所とも言うべき場所で家庭、そして飲食店の食材を揃える市場です。

 

市場へ入ると所狭しと並べられる箱たちに圧巻されます。

 

もちろんのこと観光客も多い市場であるだけに綺麗に並べられ、魚も開いてあるのがわかります。
地元の金沢港で水揚げされた旬のガスエビがたくさんで見事。

 

屋根があり開放感のある通路も朝早いだけにまだ人がまばら。

 

金沢ゆかりの天狗ハム、その精肉店があるのは初めて見ることに。
天狗ハムのサラミが美味しいだけにいくつか見繕いたいと思いつつ、生肉を買って帰ることができません。

 

能登牛はどんな味でしょう。

 

また歩いてみると見つけたワサビの特売、量の多さと種類の多さに驚き。

 

観光の側面と地元の側面との境界に見える通路

 

味噌漬けにされたいわしやふぐ。

 

金沢名物も揃ってます。

 

行く先々の日本酒を見るのも楽しみの一つ。

 

惣菜も地元色豊か。わらびは炒めたりおひたしにすることが多いものですが酢の物は初めて目にします。
横にきゅうりのあんかけも。火を入れたきゅうりはどんな味がするのでしょう。

 

金沢のソウルフードであり地カレーとも言われるチャンピオンカレーもパウチで売られているのが金沢らしいところ。

 

昔ながらの果物屋ももちろんあるんです。なんとなく台湾を思い浮かべる品揃え。

 

近江町市場では大半の店舗でPayPayを導入しており、キャッシュレスで買い物が出来るのは大きなメリット、花屋でもキャッシュレス決済が行えるのはこれからも増えていくことでしょう。

 

所狭しと並べられた魚は今ではなかなか見ないもの。市場らしさを感じる並べ方です。

 

日本海で水揚げされたのどぐろは高級魚で値段は高めですが旨味がぎゅっと詰まっており人気の魚です。
そののどぐろを一夜干しにしたものはどんな味でしょう。

 

エビとカニ専門店というのもなかなか見ることがありません。全て赤いもので埋め尽くされているのは圧巻の一言。

 

日本海の美味しい魚を使ったかまぼこ類も美味しそう。どこの市場でも練り物を扱う店は見るもの。それぞれの練り物が見ていて楽しいものがあります。

 

祝儀用のかまぼこというのもこの辺らしいところ。

 

子持ちのがすえび、緑色のものが卵。

 

カタハ、わらび、ふき、山菜類も揃っています。

 

夕方に再訪したら、随分と残り少なくなった魚が寂しそう。
市場はやはり朝に行くものです。