台北の街を歩くといたるところに見つけるアンパンマンに似たロゴが看板にあるJSPと書かれたオレンジの店。アーケードに椅子と机を置いてあるようなアジアらしい趣で通り?からメニューを見ることができます。
最初は台湾に来てチェーンのファストフードっぽいハンバーガーやサンドウィッチもなあ、と思い通りすぎること数度。台湾に行くにつれ「台湾の朝ごはんは豆漿ばかりでなく、漢堡や三明治(ハンバーガーやサンドウィッチ)も朝食文化」ということがわかり、文化の朝ごはんを試してみようと、通りがかったお店の活気がすごくあったので伺うことに。
アーケードなんだか、通路なんだか、歩道なんだか全くわかりませんが左側が店舗、右側が客席?になっています。
客席もほぼ満席の状態で入れ替わり立ち替わり回転が良いのがびっくりします。
パウチされたメニューにマーカーでチェックする仕組み。結構わからないメニューが多く、悩むこと数分。十分くらい悩んでいたかもしれません。
箸も割り箸(日本のようにくっついていないので割りかは別ですが)とステンレスの箸と備えられているのも環境に配慮されているというか政府主導になりつつあります。
2018年からはドリンクスタンドでドリンクにつけてくれていたビニール袋も廃止され、必要なら数元で買う必要があります。
割と雑多な感じはありますが、現地の人がひっきりなしに来るお店というのはハズレはありません。
家族連れの一人、女の子が会計のお使いとしてやってきました。それを迎えるお店の姉さんも嬉しそう。
この時は客席の隣はなんと工事中。どこの工事現場?と思うものの目の前です。
この日はなんとなく普段飲まない冰甜豆漿(甘い冷たい豆乳)を頂くことに。羽田から飛んできての朝ごはんにちょうど良いだろうと。普段はしょっぱい鹹豆漿で食べることが多いところ、飲んで楽しむことで別のメニューを食べましょう。
鉄板で焼いたいわゆるスパゲッティー。あんかけ状になっており、黒胡椒の香りがガツンと来ます。面白い感じで日本では食べることが出来ないと思います。
と、書いたところで食べたことがない名古屋のあんかけスパや石川のイタリアンとかも近いのかなとも思いつつ。
義式のスパゲッティー(イタリア式)もメニューに別にあり、謎なところです。
同時に蛋餅もいただいていました。この蛋餅はコーンビーフ入りというなかなか思いつかない組み合わせ。外側がパリッとした香ばしさがあってビールが飲みたくなりそうです。
ザ、現地飯といった現地の民が普段食べている朝ごはんを一緒に頬張るのも旅の醍醐味です。
気になるご飯があったら入ってみないと後悔しますよ。
美味しく頂いて遊びに行きましょう。
ごちそうさま。
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