オークランドシティを後にして郊外へ向かいます。
今回使用するのはNorthern Express(NEX)、シティから海を越えて北側のノースショアへ向かうバス。
高速バスに近いバスでなかなか体験できないバスとなりました。
港からすぐのバス乗り場へ向かいますがこの周辺はバス停の数も相当数あり、迷いやすい場所でもありますが様々なバス停の地図があり割と迷いにくくなっているのがありがたいところです。
二階建てのSCANIAのバス、最近乗る機会が多いためなんとなく安心するバスでもあります。
表示板にもvia Busway Stationsとの記載がありますが、なんとバス専用の道路を走って行くバスなのです。
高速道路(フリーウェイですが)の隣にバス専用の道路が設けられているため渋滞の影響もなく走ることが出来るのは良い仕組みです。
実際は海を渡る橋は高速道路を走るため影響が全くないわけではありませんがそれでも短く済めば遅延も少なくありがたいところです。
今回はAT HOPカードは使わず現金で$5.50を支払います。AT HOPカードでは$3.30と安くなります。
普段記念カードがてらICカード類を買って帰ることも多いものですが、デポジットがかかるから現金のほうが良いという勧めもあってAT HOPカードは買いませんでしたが、買ったほうがなにかと良かったなと後悔。
眺めも良いかなと思いつつ視点が高い2階へ登ります。
視点の高さより窓が大きく遮るものがないために視界が良いのはすごく気持ち良いものです。
とはいえ、あいにくの雨。海を渡る橋の上からの景色も残念ながら何も見えない状態。
飛行機の雲の中のほうがいっそ良いんじゃないかと思うほどの視界が悪い状態だったのが非常に残念なところです。
うっすらと渡っている橋が見えますがそれでも前方が見えない。運転手さんも結構大変なことでしょう。
それでもうっすらと桟橋を見ることができました。
ここまでが通常の高速道路走り、バス専用道路へ入ります。
他のバスと同様で乗降客がいなければバス停は通過します。
1階でも2階でもどのバス停であるかが確認しやすく、停まる場所を知らせるタイミングも掴みやすくなっています。
いたるところ、2階では足元に降車を知らせるボタンが設置されています。
バス専用道路での車窓。左側が高速道路。
400m手前にバス停の看板が設置されており、降車のボタンを押しそびれることがありません。
バス停へ停車。線路がないくらいで鉄道とあまり変わらないように思えます。
降車のボタンを押すとバス前方に設置されている「BUS STOP PING」が光り、バスの運転手さんへ知らせたことがわかるようになっています。
日本のバスとは異なり、降車ボタン自体が光らないのでご注意。
前から乗り、後ろから降りる仕組みです。
ニュージーランドではバスの降車時に運転手さんに挨拶をして降りるのが慣例とされています。
「Thank you. Driver」「Thank you」など。恥ずかしがらず敬意を表しましょう。
本当に大きく見えるバスです。
プラットホームは屋根もあり座る場所があるのは雨の日でも嬉しいところです。
隣が高速道路なので土砂降りの日はもしかしたら車が作った飛沫が飛んでくるかもしれません、そんな時も屋根とガラスによって守られています。
AT HOPをトップアップするマシンも設置、クレジットカードのみ使えるようです。
セキュリティ上、現金が入っているようなマシンは壊されるかマシンごと盗まれるかしてしまうのでこれが良いのでしょう。
高速道路を渡る橋の途中から、左が高速道路で右がバス専用道路、隣を走っています。
バス専用は対面通行。
対面通行のため途中までは通路が一緒になっています。
Sunnynockから目当ての場所へ移動しましょう。
旅はまだまだ続きます。
- 「BREW ON QUAY」港のそばでニュージーランドのビールを。[ニュージーランド2018_Day3_(8)]
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