表示にはファイナルコールと出ていたものの、搭乗口へ向かうとDelayの表示。搭乗まで少し待つことにします。
今回乗るのは行きのNZ92ではエコノミーだったのに対し、NZ91ではプレミアムエコノミーにへ搭乗します。直前のビジネスプレミアへのOneUPは最低入札金額が40000円だったため見送り、プレミアムエコノミーの旅を楽しみます。
機材はB787ではなくB777-200での運行。
夜便ということもあり搭乗した機内はすでに夜モードの紫色の照明となっていました。
エコノミーとことなりシートには枕、厚めのブランケット、ボトルウォーター、アメニティキット、ヘッッドフォンが備えられています。
足元も広く10時間ものフライトを楽に過ごすことができます。残念ながら今回はチェックインぎりぎりまで粘りましたが4列の中2列しか取ることが出来ず、2人で中でゆっくりとすることにします。
両隣が小柄でおとなしい女性だったため侵食されることなく快適に過ごすことができました。
シートにも電源があり、シート背面のUSBポートと100V電源をどちらも使えるのは嬉しいところです。
アメニティキットもなかなか嬉しいところで最後に中身を紹介しましょう。
シートの間隔も広く、席と席の間にドリンクを置けるスペースがあるのも長距離路線には楽なところです。
帰りはアサシンクリードを見ながらゆっくりとします。
食事の時間となり、ドリンクのカートが走り始めます。ニュージーランド航空ではワインが豊富であることを事前でも知っていましたがカートにワインが乗っています。
パンにつける用にニュージーランド産のオリーブオイルがついてくるのも豪華。
ちょっとしたところでその土地のものがあるのは嬉しい気遣いです。
パンが温められてサーブされるのは少しパサつくことが多いものですがそれがなく柔らかく食べられるのがありがたいところです。
最初にデザートがついているのは外国のエアラインらしいところ。
赤ワインを頼んだところなみなみと言っていいほどたっぷり注いでくれました。
きっと何度もやりたくない。というのもあるでしょうがフランクな感じが好きなところ。
サーブの際には実際の皿を見せて選ぶことができ、選んだメインは洋食。牛フィレのグリルを頂きましょう。
磁器の皿で熱いままサーブされます。大きくはない容器のため詰まった感じはしますが味はなかなか良く今まで食べてきた機内食の中ではかなり美味しく高いレベルを感じます。
デザートも凝っており、街中のビストロなどで出されるくらいの盛り付けと美味しさ。メインの牛フィレと比べて容器に余裕があるためかより美味しそうに見えます。
カトラリー類もしっかりとステンレス製なのは食事をするうえでプラスチック製のフォークやナイフで食べるよりも気分が上がります。
今回は食後にはコーヒーではなく、赤ワインを追加でいただきます。
今回のニュージーランド航空のプレミアムエコノミーでの機内食のメニュー、エコノミーとはしっかりと区別がされています。ANAでは残念ながらプレミアムエコノミーとエコノミーでは同様のメニュー構成のため、乗るならニュージーランド航空がいいなと思えるポイント。
オークランドと東京のメニューが行き帰りで別にされているのも少し高級感が出ています。
シートに備えられているモニターではビデオばかりではなく、いろいろな機能があります。代表的なものとして
・ビデオ
・オーディオ
・ゲーム
・ワインの紹介
・フライトマップ
・食事と飲み物
次のページには
・ニュージーランド国内での運転方法
・旅行ガイド
・アメニティ
・入国カードの書き方
頼めるアメニティは歯ブラシ、耳栓、アイマスク
食事と飲み物はポテトチップス、シリアルバー、チョコレートバー、ノンアルコールとアルコール。
ニュージーランド国内での運転方法、標識や法規などを勉強することが出来るのは観光者に優しいと感じるニュージーランドならでは。
時間もたち、うとうととしていると朝食の時間です。
まずはフルーツとヨーグルト。
シリアル、この時はグラノーラがやってきたあとに。
クロワッサンが来て。。。。
パンケーキと、どれも美味しかったものの炭水化物が多かったようにも思えます。
ほどなく羽田に到着して長い旅も終わり、税関にて超過した酒類の税金を納付し、重い荷物をAMEXの配送サービスにて送ってしまいます。荷物が多い際には非常に便利なサービスです。
ニュージーランド航空での手荷物1個の重量は23kgまで。他の荷物が少なかったため好意で若干のオーバーでも載せてくれるというありがたさ。HEAVYタグがつけられています。
これにてニュージーランドの旅も終了。
次の旅はどちらでしょう。