ソウルのカンナムにあるイペリアルパレスホテルは繁華街からも少しだけ離れているため静かで落ち着いた雰囲気がある場所にあります。
ヨーロッパの宮殿の一室を思わせるようなロビーフロア、コンシェルジュデスクもなにか執事とやりとりするようにも思えるしつらえです。
ラウンジは少し派手目。
ブラウン管を使ったインスタレーションが見ていて飽きません。
エレベーターも重厚さを感じるもので、きっと中身は更新されて新しいものでしょうが古めかしさがあって良いもの。
増築されているため、フロアもまっすぐではなく途中で折れる廊下はかえってホテルの雰囲気が変わって好き。
部屋はツインで広々と使って。
ベッドカバー、壁、椅子、カーテンと同じ布でここまで統一されているのは初めて。
荷物置きが置かれた場所も。
デスクワークをする椅子も同じように。
テレビが架けられた壁は色は異なりますが同じ雰囲気で統一されています。鏡がつけられているのも広く見えるメリットがあります。うまく自宅でも取り入れられないかなと思うもの。
収納も広く、引き出しがあるのは嬉しいところ。
コンディメントはほどほど。
チョコレートとともに髭剃りが置かれていたのもちょっと不思議。奥に置かれた紅茶がなかなか美味しく、この後の食料品廻りで探し回りましたがとうとう見つけることができませんでした。
洗面台自体は特筆すべきところはなし。規模のわりには小さめのようにも思えます。
バスタブの横にガラスがあるためにびしょびしょにならずに済みます。結構シャワーカーテンもなく水が跳ねるホテルも海外にはあるんです。
シャンプーなどのバス用品も香りが良いもので揃えられており、すっきりしつつもリフレッシュ出来るレモンバーベナの香りが素敵。
最近は扉の外に札をかけて「起こさないで」といったことをせずともベッドのそばにスイッチが付けられていることも増えました。便利なんですこれが。
程よく落ち着くことができたインペリアルパレスホテルでした。