小松空港と小松空港を結ぶエアラインはANAとJALの2つあり、そのどちらも金沢、福井からビジネス客を取り入れようと躍起になっています。ITM-KIXカードのように搭乗ごとにポイントを貯めることでリムジンバスの利用やラウンジのクーポンへ交換することが出来るもの。
そんなビジネスづかいも多くある小松空港は小松空港ターミナルビルと、向かいには航空自衛隊小松基地がある軍民共用空港でもあり、ターミナルビルからも航空自衛隊の戦闘機が見える日本の中でも開け広げられた小松空港は一度行って見たかった空港の一つ。羽田からの到着時は夜の最終便でもあったため、空港内を見る時間はありませんでしたが、ほんの少しだけのぞいてみる時間ができました。
ビジネス客が多いとはいっても、便数は多くない小松空港、ターミナルビルも大きくありませんが、正面に飛行機が見えるのはヒコーキ好きとして嬉しいもの。
ファイナルコールで最後の方となりましたが、なにやら爆音が聞こえてきました。
なんと航空自衛隊のF-15戦闘機が離陸していくところ。
立て続けに離陸していく爆音と姿に震えが止まりません。
搭乗後眺める787は丸みを帯びており、優しい雰囲気もあります。
朝から怒涛のように過ぎた旅も終わり、このターミナルにはまた会いにくることにしましょう。
滑走路へ続く誘導路の周辺は草地となっており、どこの農道なのだろうと思ってしまうほど。
滑走路への進入時に見たフェンスは民間空港にはないもの。戦闘機などの軍用機が止まりきれない際にフェンスを上げて強制的に止める設備です。
防爆式の格納庫にはスクランブル待機と思われるF-15戦闘機の姿がみることが出来ます。
離陸後に見えるエプロンには新田原から移ってきた飛行教導隊(アグレッサー)が翼を休めています。仮想敵国の飛行技を模倣して戦闘機パイロットの技量を上げる教官と呼ぶべきもので技量に卓越したパイロットばかりが集まっています。
山側は田園風景が見えたかと思うと
間も無く海側へ旋回し、日本海を見ることが出来ます。
低高度では太平洋しかなかなか見ることがなかったものですが、今回海面近くで日本海を見ることが出来て海の色の違いに驚きます。南の海に似ているようにも思えます。
搭乗時間が迫るなか、慌てて手に乗ったいなり寿司。
レンコンが中にたくさん入っており、甘めに味付けられた油揚げとレンコンのシャキシャキのコントラストがまた美味しく、たまに食べたいと思える天下様。
空の色がほんとに綺麗。
さて、まもなく羽田へ到着です。
東京ゲートブリッジを目下に。
整備中の787を脇目に。まだまだトレント1000エンジンの問題は続くようです。
1時間にも満たないフライトではプレミアムクラスはもったいないと思ってしまいますが、那覇などの長距離では疲れが断然違うプレミアムクラス。またゆっくりと乗りましょうか。
短くもぎゅっと詰まった金沢旅行はこれでおしまい。
次はどんな旅が待つのでしょう。