楽しかった台北も悲しいかな、旅は終わりとなってしまいました。
帰りは深夜に飛ぶタイガーエア台湾で帰ることにしましょう。
このタイガーエア台湾IT216の良いところは日が変わる前に台北を離陸し、京急やモノレールの始発が始まる少し前に羽田に着陸するという無駄のないスケジュールというのが凄く嬉しいポイントです。
ただ、飛行時間が短すぎて寝れないという難点が一つありますがそれは台湾が近いという事実の裏返しでもあります。
台北車站から桃園空港へ向かいます。なんとフライト前に街で20時くらいに食事をゆっくりできてしまいます。鎌倉で飲んで終電で都内まで帰るようなイメージでしょうか。(大概上り電車は下り電車より終電が早い)
バスに比べて若干高いですがMRT桃園空港線は早く、渋滞がないため時間も読めるというのが一番のメリットです。
空港線だけあり、荷物の棚があるのが良いところ。
おなじみの桃園空港に戻ってきました。到着口とはフロアは同じで出発口は逆サイドというのが桃園空港。
まずはタイガーエア台湾のチェックインカウンターへ。今回はチェックインカウンターで手荷物の計量がありました。必ず手荷物の計量があるとは言えないようです。
なお、タイガーエア台湾の機内持ち込みの手荷物は10kg、ほかのLCCと比較して多いほうの重量です。
ちょっと早めについたのでプライオリティパスを使ってPremium Roungeでゆっくりします。ラウンジでも魯肉飯が提供されていると聞いて来たものの残念ながら魯肉飯はありませんでした。
いただいたのはヌードル。このミニサイズなのがこれから深夜便に乗る身にとってはちょうど良いサイズです。
生ビールのサーバーもある嬉しさ。一缶や一瓶ではなくちょっとだけ飲みたいのです。
ソファで落ち着けるのが一番のメリット。
どれ、そろそろ搭乗口へ進みましょうか。
タイガーエア台湾のスポットはB1R。沖止めのスポットへのバス乗車口です。
B1Rはターミナルの一番端で店も閉店した寂しい通路をひたすら歩きます。
通路の途中には祈祷室が。ムスリム用が各空港にあるのは知っていましたが仏教徒用とクリスチャン用があるのは初めて目にしました。
出発前に充電することが出来るのは嬉しいところです、なんとオシャレな充電スポットとも思えないブースが搭乗口前に存在します。
ちょうど始まったばかりの搭乗で列に並びます。
台航 IT216の文字が。ちょっと好きになる表示です。
23:50出発の便なので30分の遅延。この便にとっては羽田での始発電車を待つ時間が短くなる嬉しい遅延です。
しかし大きいバスです。道路の幅にこだわることがない空港内のバスはかなり大きなバスがターミナルと飛行機の間を走り回ります。
このバスでは前側で荷物を置きながら立つことができたため、空港内散策よろしく車窓を楽しみます。
まもなく到着。
さらば、バスよ。シートがほとんどありませんが、その分フロアが低くなっており乗り降りが楽なバスです。都営バスもこの先フロアが低いバスを導入する予定です。
タイガーエア台湾のShipが目の前に。沖止めの利点は外側から機体を見ることが出来るところ。
光線の具合もあって非常に綺麗な機体。
奥には離陸していくエアアジア。離着陸して行く飛行機をまじかに見ることが出来るのも沖止めの良いところ。
普段見れない前足です。ヘッドセットがひっかけてあるのが見えますがこのヘッドセットでコクピットと会話し、プッシュバックなどの地上支援とコクピットでやりとりします。
ちょうど入り口手前に隙間があったのでキャプテンの肩を。かっこいいなと眺めつつ。
ドアクローズで地上の空港内散歩をしましょう。チャイナエアラインのB737を洗浄している皆様。洗浄にしては多いのでラッピングでもしているのでしょうか。
離陸待ちで降りてきたのはVanillaAir、時間的に成田からでしょうか。
滑走路に進入し、離陸します。再会台湾。
桃園近辺の街並み、日本ではだいぶLED化されて街の夜景が変わりましたがやっぱりオレンジの光が一番落ち着きます。
こちらは羽田到着前の川崎方面。港湾地区はまだオレンジが多いようです。
4時前に羽田には到着し、5時過ぎの始発まで少し待つことになりましたが無駄のない時間。旅人におすすめなタイガーエア台湾です。
今回の台湾の旅はこれにておしまい。
番外編。
台北からどうしても買って来たかったもの、大事に包んで持って帰りました。
台湾ビールの製造後18日間しか飲むことができない生ビールです。これがまろやかで美味しいビールですが飲むことが出来る日数が限られていることでなかなか日本で飲むことはできません。