台湾熱が収まらず、土日を使ってフルに台北を巡る旅に出ることにしました。旅とはいえ、コーヒーとルーロー飯。主はルーロー飯を取材すること。
前回のチャイナエアラインCI221とCI222のフライトがHND-TSAとかなり便利なフライトだったものの、直前に決めた今回、なかなかいいチケットが見つからずにLCCの中でも評判がよいタイガーエア台湾(IT)を使ってみることに。
ただ、問題は羽田空港発のタイガーエア台湾は5:30発に関わらずチェックインは2,5時間前から45分前まで。そんな時間に到着する公共交通機関は当然ありません。
蒲田に宿泊し、蒲田発のバスで羽田空港まで行くことにしました。
朝3時半の羽田空港国際線ターミナルに到着するとベンチには寝ているこれからPAXとなる人たちが。
昼間はほどほどに人が多い国際線ターミナルも人もまばら。という割には多くいますが。
国際線ターミナルに到着するとタイガーエア台湾のチェックインは始まっていました。
そこそこに時間の余裕はありましたが、この際には荷物の重さを測られることがありませんでした。
LCCの搭乗は初めてだったので機内持ち込みの荷物にも計測があり、チェック後にはタグが着けられることはつゆ知らず、このあとの搭乗時に知ることになったのです。
公共交通機関で到着しにくい時間にはLCCが固まっています、その分安くでき、空港までの移動を考えてもトントン、もしくは安くなるのがメリット、さらには現地に到着しても時間が多く使えるのがポイントです。
搭乗まで時間があるので時間潰しを。デッキへの通路にスケールモデルが飾ってあるのがにくいところ。
ちゃんとこれから乗るべくタイガーエア台湾のA320のモデルもありました。
早朝と言うにはちょっと早い深夜にデッキに登ったことは初めて。この時間には工事があったり、機体の整備の為に移動があったりと、昼間に見ることはできない光景が広がります。
誘導路の灯も幻想的に見え、ずっと見ていたい気分になります。
あまり沖止めされていることがない日本航空のB767。ちょっと不思議に思えます。
人気のなさ、暗さ、どれをとっても普段とは違うチェックインカウンター。迷い込んでしまったのか?とも思える不気味さ。
デッキも堪能したので保安検査を抜けて日本から脱出します。時間もあって保安検査も空いています。
撮ることはできませんでしたが、この日はホールボディカウンターで一人一人360度X線検査をしていました。金属反応がある箇所が光る探知機です。
まだまだ時間があるのでカードラウンジでコーヒーブレイクをしましょう。
羽田空港ではプライオリティパスラウンジがないため、カードラウンジで一息付きます。
タイガーエア台湾はチャイナエアラインが出資しており、チェックイン業務等もチャイナエアラインが請け負っています、そのためチケットにもチャイナエアラインのロゴがついたチケットでした。
長い通路を歩いて。
人も少ないので流し気味に撮影。
まもなく搭乗です。
なぜか2Fを指定していたので後ろの見晴らしが良い状態。
170cmの背丈でも窮屈じゃないシートピッチ。足元の広さも不満がありません。
その分シートの背もたれの厚みが薄いのですが、短距離ではそこまで気になりません。
レザーの感じがあるシート
2列目から覗けるキャビンコントローラー、温度の設定も見ることができます。
機内食のメニューを。
台北についてから台北の朝ごはんを頂くことにしていたので今回はなし。
なにやらあやしいソフトドリンクが。。。
米粉麺がちょっと美味しそう。
コーヒーウェア、とくにハンドドリップの器具が目立っていて台湾のコーヒー熱も感じられます。
早めにスポットアウト、薄暗いなかご苦労様です。
ちょうど日の出の時間でタワーとの絡みを撮ることができました。
同じ時間帯に出発する香港エクスプレス、そのうち香港へも行ってみたいものです。
航路と時間帯ではなかなか見ることができない富士山、今日は良いことがありそう。
日の出の空は群青色でやる気が出てきます。
あっという間に桃園空港へ。台湾では空港周辺を上空から撮影できないためここまで。
朝の桃園空港は本当にすごいラッシュでスポットアウト待ちでタキシーウェイ上でしばらく待たされてしまいました。そんな横から迫る影が。B777がトーイングカーに引かれてどんどん迫ってくるのがちょっとだけ怖い気分に。
来ました、中華民国、正面から迎えてくれます。
いよいよ入国。入国審査の列はほどほど長く15分程度待つこととなりました。
旅はこれから。