旅も間もなく終わり、台北車站から桃園空港へ向かいます。
台北車站へ入るとまず目についたのが台灣高鐡(台湾新幹線)の出発時刻表。どこかで見たことのある感じだなと思ったら東海道新幹線の出発時刻表。
それもそのはず、台灣高鐡は東海道新幹線の700系とシステムをベースに作られています。
そんな最新鋭の物があるかと思いきや、台灣鐵道に関しては昔ながらのパタパタタイプの時刻表です。パタパタするのを眺めているのもまた楽しいものです。
MRT桃園空港線は新しいラインで駅の設備ももちろん新たに作られています。
通路の未来感がすごいのを感じつつ宇宙船のような冷たい感じもあります。
MRT桃園空港線の台北車站は台北地下街とつながってはいますが最寄りなのは実は北門站。なんとも半端な感じもありますが早くて時間に正確なのは非常にありがたいポイントです。
淡水河もそばにあり、地下街が広いとあっては警戒すべきは洪水。頑丈な水密扉に圧倒されます。
MRT桃園空港線が開通してから話題になったのは航空会社のインタウンチェックイン。最終日に台北車站にて荷物を預けてから一巡りすることも可能です。
残念ながらタイガーエア台湾やピーチアビエーションなどのLCCには対応していません。
月台(プラットホーム)は他のMRTのラインともまた異なりシルバーに近い白色に感じられます。
空港線だけあり、直達車(快速)に使われる車両では扉脇に荷物置き場があるのが特徴です。
普通車はロングシートですが、直達車はクロスシートになっています。
解せないのがテーブルにドリンクホルダーがあるにかかわらず禁止飲食なところ。
台湾での重さの単位で斤は600g、公斤は1000g(1kg)と馴染みのない単位が使われています。
扉脇のモニターに桃園空港から出発する時刻とゲート番号が書いてあるのはありがたいところです。
間も無く桃園空港へ到着、旅の終わりは寂しいものです。