いよいよ3レグ目、国際線に乗ってシンガポールはチャンギ空港へフライトします。
隣のスポットにいるのはニュージーランド航空のB787、ANAのB787と並んでいる光景はあまり想像ができなかったもの。それだけB787のサイズ感と省エネ効果が高いのでしょう。トータルで考慮の必要がありますが、運行コストが安い機材は重宝されるものです。
扉が閉まり滑走路へ向かいます。外の雨は止んだようですがまた降ってきそうな空模様。
今回はプレミアムエコノミーの最前列、その前はビジネスのエリア、いつかは超えてみたい境界です。
滑走路の灯りが点く夕方はやっぱり幻想的なもの。夜の暗さとは異なった景色を見ることが出来ます。
滑走中V1を超えたあたりの主翼、B777でもグライダー構造でしなっていくのがわかるものでしたが、B787になりさらにしなり方が顕著になり、主翼が弧をかいているのが見て取れます。
雨雲とはことなり湿度が多いことで主翼に当たった空気が圧力が下がることで瞬時に水蒸気となるベイパー。
離着陸時には仰角が大きくなることで圧力の違いが大きくなり特にベイパーが出やすくなります。
B787で装備された電子シェード。なかなか反応が悪く調整に悩みますが通常のスクリーンは離着陸時にはあげる必要があるのに対し、電子シェードは離着陸時にも使うことが出来るのは便利。
機内食のメニューには機内食、ドリンク、軽食が提供されるタイミングが記載されているのは親切なところです。読む人に合わせて記載するというのは不特定多数の人間が見るものにとっては非常に大切なところで親切であることはもちろん、ある程度の人数の割合では説明があることで納得して不安がないフライトをすごすことができます。
プレミアムエコノミーのシートにはレッグレストもついており、長時間の飛行には嬉しい機能。
いいよ日の入り。
さて、ドリンクから始まる機内食の提供が始まります。それに先立ってエコノミーとビジネスクラスの間のカーテンが閉められます。
いつかは超えたい壁です。
まずはスパークリングワインを頂きます。
クルーがちょっと怪訝な顔をしていましたが気にせず。
今回の機内食は特別食に変更し、ヒンズー教徒用(HNML)を選択。ANAでは月ごとに機内食が変更され、メニューがWEBサイトにて事前に知ることが出来ます。見たところ食べたいと思う食事がなかったため一番制限が少ないヒンズー教徒用にすることにしました。
クルーが怪訝な顔をしていたのはこのため、ヒンズー教徒はアルコールがNGであるため料理の中にも調理の際にもアルコールは使われていません。
そのためヒンズーミールを選択しているに関わらずスパークリングワインをオーダーしたので怪訝な顔をされたのでした。
シールを貼ってそれぞれの機内食であることを示しています。
日本人が言うカレー風味。
どれもスパイスが効いておりスパイスの使い方がそれぞれに異なっているのが飽きずに食べられるところです。
ジャムやサラダに使うドレッシングも専用に作られており、ハラールにも対応したドレッシング。普通のスーパーマーケットでは見たことがありませんが、市場に多く出回っているものなのでしょう。
ロゴの入ったナプキンなどが見ていて楽しい、一つの趣味でもありますがそれぞれのエアラインによってデザインが異なるのが良いところです。
K列を選択した今回、テーブルの支柱がない側のアームレストに出っ張りがあり、なぜだろうと思っていたらテーブルを支えるため。このちょっとしたことでテーブルのぐらつきをなくしているようです。
プレミアムエコノミーではビジネスクラスのデザートが出るという話もあるようですが実際どうなのでしょう。ついついいただいてしまいます。
軽食にはアップルパイを頂き、シンガポール チャンギ空港へ到着します。