七尾街道から歩いて3分ほど、道を歩いて行くと突き当たりにある「尾崎神社」の正面が現れます。金沢城址の外郭にも位置し、なにか違う雰囲気を感じます。
それもそのはず、別名金沢東照宮とも呼ばれ、徳川家康公の御霊も祀られた日光東照宮と並ぶ由緒ある神社でもあります。
尾崎神社は重要文化財にも指定され、家康公にあやかり御朱印も授かることができます。
左手に金沢城址のうっそうとした森が続き、戦国の世から続く歴史を感じます。
観光で整備される神社ではなく、地元の人々が愛する神社でもありところどころ荒れている場所はありますが不思議な魅力を感じるもの。
短い参道を歩くと目の前に社が。
大きくはない社ですが迫ってくるような迫力があります。
小高い場所に立つ尾崎神社から眺める町は昔はどんな景色だったのでしょう。
手水に見つけた龍はりりしい姿で手の部分が前に突き出され今にも飛びかかってきそうな迫力。
その神社ごとに表情が違って面白いものです。
社の脇に備えられている火災報知器も、日本の朱色で染められて社の景観を壊さないように配慮されています。
傍にある稲荷神社、ひっそりと建っていますが実はこちらもにもあやかれるかもしれません。
さて、神社を拝し旅はまだまだ続きます。