千歳空港から那覇空港。国内線では最長のフライトである2400km。3時間55分のフライトという台湾や韓国のほうが近いのではないかと思えるフライトです。
雨模様の千歳空港から乗り込むのはB737-800、安定のNextGenerationですがナローボティで3-3の配置はやっぱり狭いものですが旅割75で発券したチケットはかなり安く、そんな文句もないくらいのものなので大人しく乗り込むとしましょう。
今回選択したのは非常口の座席。いろいろと制限はあるものの、足元の広さがあるために長距離でも疲れにくいだろうとの目算。
それでもLCCで台湾に行くことを考えたら贅沢とも言えるほどの広さです。
面白いのが肘掛の場所に非常口がかかっているため、シートの肘掛は半分くらいで非常口に肘掛がついているという斬新なスタイル。
さて、千歳空港から離陸して札幌を離れましょう。見通しが悪く石狩平野を眺めることが出来ないのは非常に残念です。
機体が安定してドリンクサービスが始まりました。
さすがに長距離のうえ、ランチの時間をフライトするには軽い食事が必要です。千歳空港の制限エリア内、9番ゲート前にある「ショコラティエマサール」のサンドウィッチをを仕入れることにしました。
北海道新得町でハンターが仕留めたエゾ鹿で作られた「エゾ鹿のモルタデッラサンド」。
ジビエだけあり少し肉にクセはありますが、スパイスの使い方がうまく食べやすく仕上げてあり、バゲットでサンドされているということもあり力強さを感じるサンドです。
長距離ということもあり高度を上げて飛行するため上空の蒼い空を眺めることができるのが一番好きな光景です。
雨の千歳空港から晴れた那覇空港へ到着し、あまりの風景の変わり方に戸惑いも覚えることも。
休日には公務員である自衛隊も休み。ひらけたエプロンが広がっていますが、消火器のみがエプロンに残されています。
ターミナルへ到着し、隣に見えるのが随分とロゴが剥がれてきているB777-300。さて、那覇市内へ繰り出すことにしましょう。