ミナミ。美味しくて安いものが多い大阪の中でも言葉通りの中心となるエリア。少し高級な梅田周辺のキタともまた違う雰囲気があり、普段の生活を垣間見る「ケ」を感じることが出来る場所。仕事をしている職人たちが食卓がわりに使う店が多く右を見ても左を見ても飲食店と思うほど。
なんとなく予感を感じ、開店直後へお店へ伺うことに。ちょうどのれんを上げたタイミングに到着することが出来ました。餃子で有名な眠眠さん。一見中華料理店のように見えます。P箱を見るとついついビールを飲みたくなってしまいますがこの時は我慢。
1階がカウンターと厨房。2階がテーブル席になっていますがやっぱり厨房の様子を見ながら食べることが出来るカウンターは楽しいもの。驚くスピードで調理される料理の数々。見ていて飽きません。
ランチメニューの黒板はバリエーションに富んでいます。ジンギスカンがあるかと思えば麻婆豆腐やかに玉丼など、中華がメインではありつつもしょっちゅう来ても飽きさせないという気持ちも感じることが出来ます。
餃子も食べたいし中華も食べたいという欲張りにはちょうど良さそう。まずはセットの一つである餃子が出てきます。パリッとした焼加減でビールが飲めないのが悔しいところ。隣の席では餃子とビール。通称ギョービーをやっているのがさらに悔しさが増してきます。午後に仕事がない時にやることにしましょう。
セットは揚げ豆腐とひき肉四川風。その場で揚げた豆腐が中はふわっと、外はカリッとしたところにタレが染み込んで食感にコントラストを与えています。厚揚げとはまた違う感覚でなかなか揚げ豆腐を出すお店は少ないように思えますがあったら食べに行きたいと思えるもの。そこにピリ辛のタレで和えられているのがまた後を引く美味しさ。
餃子、メイン、スープ、ご飯で700円というのだから安くて美味しい店というのは確かなところ。
また来たいお店となりました。
ごちそうさま。