東海大学のキャンパスの中心に位置する礼拝堂として1963年に建築された「路思義教堂」は台中のシンボルともなっています。
到着したバスはなんと通学バスのようなマイクロバス。行き先もルート番号もバスのアプリで見たものと同じでEasyCardで支払っているため(台中では10km以内の乗車は無料)、乗ってみることにしましょう。ダメならダメで。
こんなチャレンジをしてみるのも旅の醍醐味。
やっぱり通学バス。というより幼稚園バスのような体験ですが、ニュージーランドの時のような幼稚園バスを持ってきたのとは異なり、座席のサイズは大人仕様で窮屈感はありません。
たどり着いたところは横断歩道がなく、地下を渡ります。大学のそばを通る幹線道路ということまり、信号をなるべく少なくしたい思いがあるのでしょう。
地下道から上がると緑が見えてきました。
キャンパス内には寮もある東海大学、周りを歩いているのは大学生ばかり。
寮生活を経験したことはありませんが、森の中にある寮は羨ましく感じる環境です。
ところどころに咲いているライラックの花はいい香り。
互い違いに渡されている橋はなにかのまじないでしょうか。
川から感じる水の冷気が気持ちの良いもの。
見えてきた路思義教堂は丘の中に建っているように見えてなにか神秘的なものも感じます。
板を組み合わせた構造はなにかサグラダファミリアで糸を使って構造の設計をしたように、重力をしっかりと受け止められるような構造に見えます。
光が差し込んだところはどんな綺麗に見えるのか見てみたいものです。
黄色っぽいタイルを使った壁はどことなく城に使われている瓦にも思えます。
裏手に回るとまた違った雰囲気がある路思義教堂。草むらに牛がいるように見えるのは気のせいでしょうか。
いたのは犬!こんなにも無防備に寝ていられるのはのどかなのでしょう。
中に入ることはできませんでしたが、戻ることにしましょう。
東海大学のキャンパス内にあった看板には摘んだり食べることは禁止する看板があるのは、学生が木の実を食べていたことがあるのでしょう。
帰りはBRT並みに整備されたバスに乗ることにします。連接バスで長く、どんな乗り心地だろうと思ったものの普通のバスと変りありません
海も遠くない、市場から買ったものを持って帰る際に水が漏れないように入れる箱がバスに備えられているのは初めて見ることに。バスの中に魚などの水が垂れてしまうことがあったのでしょう。
バスの専用レーンとなっているため、横断する車があるものの基本的に邪魔されずに走ることができるバスレーンはもっと増えても良さそう。
旅はまだまだ続きます。