八丈島空港から近く、滑走路のそばにある厨は魚の料理が定評な民宿も併設されている島料理のお店です。
ピッツァを食べたいと思ったものの残念ながら臨時休業。もしかして飛行機の欠航でシェフが帰ってこれなかったかどうか。
そこでふと島のものを食べたいと思いたち厨さんへ伺うことに。
少しわかりにくい場所にありますがそこも穴場の一つとなるところで悪天候ということもありましたが昼前に伺った際には2組の客入り。どうしても飛行機が欠航した場合には状況が変わってしまう八丈島にあってはしかたのないことでしょう。
落ち着いた色の店内は程よく広く、グループで来るのにも良さそう。
うまく目隠しもされており、かといって狭く感じないバランスよさが嬉しいところです。
通常メニューの麺と定食。残念ながら飛び込みで入ったため定食はいただくことができませんでした。
ランチはおまかせ御膳があり、どんぶりものより定食の気分でおまかせ御膳を頂きましょう。
水とともに熱いお茶をいただけたのは肌寒さを感じる9月には嬉しいものです。
窓から見える景色は東京都の島とはまったく思えないゆっくりとした時間が流れているように見えます。
おまかせ御膳は島のものをベースに使ったもの。あしたばの天ぷらとあしたばのサラダ、魚などうれしい組み合わせです。
あしたばをおひたししてサラダにすることはなかなか思いつかないもの。近くで見つけたら試してみることにしましょう。
金目鯛の煮付けがしっかりと味がしみており、日本酒が欲しくなるもの。ちょっぴり辛い味噌とともに頂きます。
追加で頂いた島寿司、まぐろとカンパチで漬けにされており旨味が凝縮されているように思えるもので、江戸前などの握り寿司とは全く異なるように思えてきます。
天ぷらもサクッと揚がっており意外と癖がないあしたばがおいしい。
いかの造り。いかもいろいろ種類があって違いを楽しむのも良いものです。
あいにくの悪天候で自転車で走れなかったりいろいろと残念なタイミングだった八丈島ですが、
美味しいランチを頂いて次へ行きましょう。
ごちそうさま。