台湾へ行った際、特に桃園空港(TPE/RCTP)に到着すると入国審査に30分も待たされることもままあります。そんな時に関係者等が通ることが出来る入国審査ブースがあるんです。
通常日本国籍の人は「NON CITIZEN」と表示されている入国審査ブースで入国審査官と対面することになりますが「常客証」を所持していれば「Speedy immigration」と書いてあるほぼ並んでいない入国審査ブースを通ることができます。
ここで必要となる「常客証」は申請を行う日から過去1年間で3回、台湾へ入国していることが条件。その3回のうち途中でパスポートを更新していても申請可能です。
今回はオンラインでの常客証の申請方法を紹介しましょう。
書いてある大事な内容は3つ。
・申請には過去1年に台湾へ3回以上入国していること。
・入国にはパスポート、入国カードが必要なこと。
・パスポートを更新したら再申請が必要なこと。
「Yes, I understand the content and requirement above, and want to apply.」をクリックして次へ進みます。
大事なところ、わかりにくいところのみ記載します。
「Identity Card Number」いわゆるID、身分証明書のことで運転免許証やマイナンバーカードの番号を記載します。どちらもなければパスポートでも可能です。
「Visa Type」日本国籍であれば台湾入国についてVisaが免除されているため「Visa-Exempt」を選択。
「Another Passport」今回申請する台湾への入国3回が更新していない1つのパスポートであれば「NO」を選択、途中でパスポートを更新しているのであれば「YES」を選択して「Other(Old)Passport Number」へ古いパスポートの番号を入力します。
「Purpose of Visit」は入国目的を入力
「Address in Taiwan or Hotel Name」は本来はこれからの滞在先ですが、前回滞在したホテルなどでかまいません。
申請画面で「Apply」をクリックするとすぐに常客証のpdfが表示されます。プリントして入国審査場の「Speedy immigration」の表示がある入国審査ブースに並ぶことですぐに入国することができます。
なお、常客証の更新は期限が切れてからでないと更新することができないことに注意。
プリントした常客証を無くしてしまった際やもう一度プリントしたいという時は画面左側の「Retrieve and Print Previous Apprication」から常客証を申請した際のパスポートを入力することで再度pdfを表示することが出来るのでご安心を。
入国審査の時間を省略して台湾を楽しんでくださいませ。