東京駅の地下は東京駅地下街、八重洲地下と繋がり、広い地下街に成長しています。八重洲地下街の先にあるエリックサウス。大久保の人気店である魯珈が修行した店としても知られておりいつも満席になるカレー店でもあります。
巷でインドカレーと言われるものはとろみのあるカレーが多い北インドのものが多く、シャバシャバのカレーが多い南インドの店舗はまだまだ少なく、貴重な北インドのカレーを出すエリックサウスは是非来たいと思っている一つでした。
店内はカウンターとテーブルで構成されており、はじめはカウンターだったものの、テーブルの空きがでたため移らせて頂くこととなりました。
調味料入れが金属製のものはよくありますが、水のカップが金属なのは初めて。金属の食器が清浄なものと人気がある中華圏やインド圏、それになぞらえたものなのでしょう。
南インド料理の特徴として、ミールスがあること。ご飯を中心に複数のカレーとスパイスが効いたおかずが並べられており、好みの配分で「まぜまぜ」して食べるのが楽しみの一つです。もちろんひとつづつ食べても良いですが、いくつか混ぜてコントラストを付けて食べるのがおすすめの食べ方です。
このビジュアルが結構好きです。
調味料入れも欲しいものですが、なかなか家で使うことはないものです。コンパクトなものがあれば良いかもしれません。
なかにはいわゆる漬物類が入っており、味を変えるにもよし、つまむもよし。
ターリーに並べられたカレーとおかず。食べにくいと常々思っていたものですが、小皿を一旦外に出すのがインドでの食べ方だというのを初めて知ることとなりました。
パパドもかじって食べるというより、砕いてご飯にかけるものと知るのも最近のこと。どうしてもかじってしまいますがご飯にかけた時も塩気がちょうどよく美味しくなります。
豆をマッシュにして揚げたワダもなかなか見ませんが美味しいもの。機内食で食べたのが初めてでしたが、今回見つけてワクワクしてしまいました。
ヒンズー教徒にも多いと言われるベジタリアン。らしくもエリックサウスさんではベジタリアンメニューもあるのが嬉しいところです。
また伺うことにしましょう。
ごちそうさま。