西大橋から心斎橋にかけてレベルの高い飲食店が隠れるように点在する新町エリアにランチには行列となる中華料理をメインとしたお店の「酒中花 空心」さん。なかなか限られた時間では入ることが叶いませんでしたが、ランチの開店時間に到着することができたため幸運にも1回転目に入ることができました。
とても中華料理店とは思えない店頭ですが混雑している人気店らしい不思議な雰囲気を感じるもの。
これまた和食の店のような湯のみで茶がサービスされます。
コールドケースの上に並べられたこれから出される料理のトレー。スープと副菜がスタンバイされつつあります。本当に手際がよくて惚れ惚れしてしまいます。
サポートではなく、シェフを指揮しつつフロアの状況を見て準備をするすごいスキルを持つスタッフがパワフルながら繊細な動きを見せてくれます。
客席裏側にある食器類も和食のよう。
回鍋肉のセットをいただきましょう。
そして回鍋肉は中華屋のパワー系ではなく、レストランクラスの繊細かつ大胆な回鍋肉でそれぞれの素材を感じつつしっかりとした味がついています。仕事がなければ飲んでしまいたい美味しさで我慢するのが大変。
1000円で食べられるレベルではないようにも思えてきます。
副菜の春雨も干しエビの味がしみており優しさのある味わい。
ランチのピークを迎えながらもどんどん店を整えていっているカウンター内の動きを見ながら、コールドケースに並んだ果物や野菜類がまた素敵に並べられていきます。
やっぱり寿司屋などの和食店だったようにも思える店内の什器類。
次は予約をして夜にも伺ってみたいものです。
美味しい中華をいただくことができました。
ごちそうさま。