阿佐ヶ谷「Capio」まだ見ぬ南イタリアの郷土料理を。

阿佐ヶ谷の北口から歩くと旧中杉通りという、落ち着きつつもなかなか尖ったお店が並ぶ通りがあります。

ふと通りがかりに目を引くターコイズの扉、なにか通り過ぎることができない吸引力を持つ雰囲気を感じてついつい立ち止まると、なにやら魚介を多く使う南イタリア料理とあるではありませんか。

 

黒板ってすごいもので人をそのまま表すようにも思え、上手である必要はなく「こんなものが食べられます(飲めます)」と思ってもらえる「看板」であります。

コレはいいな。逃すことができないお店と感じることができます。

 

扉の色も地中海らしいティレニア海を感じさせるターコイズで落ち着きつつもアクセントとしてセンスを感じます。

実は引き戸であることを示す文字が素朴さも感じられて「決して高くはない。」というのも入りやすくさせているポイントです。

 

残念ながらランチも終盤に近い時間だったため、魚介のパスタは売り切れてしまっていましたが「色々お肉のアラビアータソースショートパスタ」を頂きます。

カポナータ以外は初めて見る料理ばかり。

 

赤ワインをランチに頂きます、ランチでもグラスワインが色々と選ぶことができるのが非常に嬉しいところです。今回はサンジョベーゼのフルーティーなタイプのワインを頂くことにしましょう。

 

イタリアンなどでよくある金属のレストではなく、陶器のレストでカトラリーも素朴な雰囲気があります。海辺の食堂でマンマが作ってくれる料理が食べられるような想像をしてしまいます。

 

前菜とパンがランチにはついて来ます。思いの外ボリュームがあってびっくりしてしまいました。

前菜もどれも美味しくもあり、ワインも進みそうなバリエーションで夜も期待できます。

 

アラビアータのパスタがやってきました。良く知るアラビアータは結構トマトの色が濃く出ますがこちらはそこまで赤くありません。

ラグーのようでもあり、肉もごろっと入っておりなかなかの食べ応えがあります。パスタもペンネではなくフィジッリというところも新しい経験になります。

 

こちらはパネッレというひよこ豆ペーストのフリット。ひよこ豆と聞くとイスラエル近辺のファラエルを思いつきますがもっとなめらかなペーストにして揚げてあります。

ポレンタのフライにも近く、優しくもワインに合う一品です。

 

ちょっとしたところに色気があります。

 

昼下がりにこんな落ち着いた雰囲気でランチを頂けるのは幸せ。

 

最後にはコーヒーや紅茶もついており、最後のひとときを過ごすことができます。

 

ランチで美味しいご飯とワイン。もう一息頑張りましょう。

 

ごちそうさま。

 

 

 

 

ryu

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